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小坂正則の個人ブログ

国営放送化するNHK 検証その2

国営放送化するNHK 検証その2
小坂正則
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NHKを中国国営放送化させる籾井会長は習近平首相と同じ無知な人間


4月6日に衆院総務委員会でNHKの籾井会長の独裁ぶりが国会で取り上げられました。今朝(4月27日)の朝日新聞によると、20日にNHKの内部会議の場で、熊本地震に関連する原発報道についてで「公式発表をベースに」と発言した会議の議事録で、「当局の公式会見を伝えるべきだ。いろいろある専門家の意見を伝えても、いたずらに不安をかき立てる」という中身がが流出したことで発覚した内容が26日の衆議院総務委員会で民進党の奧野議員の質問に対して、籾井会長は「事実に基づいて、モニタリングポストの数値などを、われわれがいろんなコメントを加えずに伝えていく」などと述べて、公式発表をそのまま伝えるべきだと改めて示した。公式発表が何を指すのかということについては、気象庁や原子力規制委員会や九電という。指示については「原子力規制委員会が安全である、あるいは運転を続けていいということであれば、それをそのまま伝えていくということ。決して大本営発表みたいなことではない」と説明。籾井氏の姿勢には専門家の間から疑問の声が上がっている。大石泰彦・青山学院大学教授(メディア倫理)は「籾井氏はジャーナリズムの役割を理解していない。公式発表を批判的に検証する姿勢が全くない」と話している。

NHKの信頼をぶちこわすモミイ

私が感じとことは、まず、第一にこの内部議事録が流失したことに最後の可能性がまだNHKにも残っているという希望です。これを流出させた犯人捜しを籾井はさっそく行っているでしょうが、NHKの職員にも良識人が残っていたことに少しほっとしています。モミイにとってNHKの経営とは会長の意のままに社員を働かせることだと思っていたら、そんなのは住友商事ならうまくいくかもしれないが、ジャーナリズムや公共放送を維持しようとする経営者として全くの失格人間だということが理解できていないのでしょう。公共放送NHKが最も守らなければならないものは安倍政権でもなければ、ましてや原発でもないのです。公共放送が守らなければならないものは「視聴者の信頼」なのだというこの一文を、彼には理解不能なのです。
彼が会長でいるだけで、NHKの信頼度は地に落ちてしまい、その結果、受信料徴収率はますます下降し、NHKの視聴率も下降していくことでしょう。サンケイや読売のように、国民から「NHKは信用できない」という烙印を押されることは時間の問題でしょう。
彼が「大本営ではない」と言うほど、「モミイには何が大本営ではないか」が理解できていないからなのです。戦前のNHKが大本営発表を鵜呑みに流し続けたのは、戦前のNHKが、大本営の原稿に過大な装飾を行ってウソを流したのではないのです。そこではNHKの職員と大本営との間で必死の格闘を行って、何とか真実を流そうとして闘った職員もいたでしょう。でも、最後は国家権力に負けてしまったのです。
その反省の元に戦後、放送法ができたのです。これは表現及び言論の自由を守るための法律ですし、世界に誇れる日本国憲法も「二度と国家権力の暴走をさせない」という国民の誓いとして勝ち取った「宝もの」なのです。
ですから、当局や九電の「安全です」をただ、垂れ流したり、鹿児島の震度を隠したりする姑息な手段を弄する犯罪は戦前のNHKにも劣る卑劣な行為だと言われても仕方ないでしょう。
中国の習近平国家主席と同じように、「モミイには自分の行動の何が悪いのかが理解できていない」ということこそが大きな問題なのです。モミイや習近平のような「金儲けがうまければいい」と、考える人間には民衆の「言論の自由や表現の自由」がどれだけ重要であり、その「自由が物質的な豊かさを上回るほど国民は渇望しているのだ」ということを理解する能力が欠落しているのです。
でも、大丈夫です。モミイやNHKの中に巣くう、彼の手下が、様々な画策を行えば行うほど、鋭い視聴者は、その画策を見抜き、真実がSNSやネットで白日の下に晒されるでしょうし、良心的なNHK職員による内部告発で、見え透いた工作はばれてしまうのです。
その1例をあげましょう。私も感動して見た番組「巨大災害 MEGA DISASTER Ⅱ日本に迫る脅威」「地震列島 見えてきた新たなリスク」再放送 総合 2016年4月30日(土)午前0時10分~0時59分(29日深夜)でも、原発のことは一切出てきません。これだけ鋭い地震の被害を想定した番組なのになぜだか分かりませんが、『原子力』はすっぽり抜け落ちているのです。 これまでNHKはシリーズで「地震特集番組」を何度も作ってきました。そこではどれだけの被害が起こる可能性があるなどと具体的に指摘していましたが、原子力の「げ」の字もでき来たことはないのです。この国には原子力発電所は一基もないかのようにです。原子力をテーマの中に少しでも入れたら、企画自体がボツになるから、あえて入れなかったのだろうと想像します。
でも、それははやり、大きな情報操作です。それこそが国営放送化するNHKの本質なのでしょう。

ガンバレ良識あるNHK職員のみなさん

大分のNHK記者は実にすばらしい職員ばかりです。特に女性記者の皆さんは積極的に原発報道を続けています。もちろん、それができるのは理解ある上司がいるからでしょうし、地方の放送局はモミイの支配力がそんなには及んではいないのかもしれません。
でも、本社の現場の良識ある職員は大変な重圧を受けながら日々たたかっているのだと思います。NHKの良識を支えているのは皆さんです。NHKの地に落ちた信頼がいつの日にか再び取り戻せることを、私は願っています。


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NHK籾井会長が地震報道で「原発は公式発表以外報道するな」と指示! 震度表示地図から川内原発のある鹿児島が...
リテラ2016/04/26
http://lite-ra.com/2016/04/post-2186.html

やっぱり地震報道は歪められていた。NHKで、籾井勝人会長が熊本大地震の原発への影響について、“政府の公式発表以外は報道しないように”と指示していたことが判明したのだ。
今月4月23日付の毎日新聞によれば、20日、NHK放送センターで開かれた震災対策本部会議で、籾井会長は「原発については、住民の不安をいたずらにかき立てないよう、公式発表をベースに伝えることを続けてほしい」と発言したという。
つまり、被災現場に近い原発の報道に関し、頻発する地震と原発の問題を懸念する地元住人や識者のコメントなど“独自に取材した情報”ではなく、あくまで政府や行政の“発表”や“方針”だけを報じろ、と指示したわけだ。

しかも、籾井会長の“指示”はそれだけではなかった。籾井会長はくわえて、「食料などは地元自治体に配分の力が伴わないなどの問題があったが、自衛隊が入ってきて届くようになってきているので、そうした状況も含めて物資の供給などをきめ細かく報じてもらいたい」という指示まで行っているのだ。
熊本大地震で懸念される原発への不安や危険性を封じ込め、一方で救援物資は自衛隊によって十分届いていると安全、安心をアピールする。これは被災した人びとの窮状の実態は放り出し、政府にとって都合の良いことだけを報道すると宣言したに等しい。
このように大本営発表だけが流され、しかも政府に都合の良い報道だけが行われたら、一体どうなってしまうのか。2011年、福島第一原発で事故が発生した際、原発広告漬けのメディアは根拠もない安全神話を垂れ流しつづけたが、実際は故・吉田昌郎所長の調書が示していたように「東日本壊滅を覚悟する」ところまで深刻化していた。ひとたび原発で事故が起これば、多くの命が危険に晒されるのだ。

しかも、今回の大地震については、けっして収束したわけでなく、新たな地震活動の動きが懸念されている。実際、気象庁が地震の活動範囲が西南側、鹿児島県側に広がっていることを発表したのはもちろん、地震学の権威を含む多くの専門家が四国側の中央構造線への影響も指摘している。
川内原発近辺の活断層や愛媛県の伊方原発付近で中央構造線が大きく動くことも十分ありうることで、先の専門家からは具体的にその可能性が心配されている。

ところが、籾井会長はこれらの問題に一切触れるな、「川内原発は地震の影響はない」という電力会社と政府の“PR”や“意向”を垂れ流しつづけろ、人びとの命よりも政権を守ることのほうが重要だ、というのである。

この籾井発言は、まさしく公共放送の責任放棄というほかに言いようがない。籾井氏といえば会長就任時の記者会見で「政府が右と言うのを左と言うわけにはいかない」と信じがたい見解をあきらかにし、その後、NHKの報道は政権批判を封印。そして今回、政権のPRチャンネルであることを裏づける指示を公言したというわけだ。
だが、こうした籾井会長の宣言以前から、すでにネット上ではNHKの震災報道に疑問の目が向けられていた。そのひとつが、地震発生後に出された震度速報の不自然な“地図のトリミング”だ。

最初の地震が発生したのは14日の21時26分頃だが、その瞬間、NHKでは『ニュースウオッチ9』が放送中だった。番組では、まず緊急地震速報が画面に表示され、つづけて「熊本地方が震度7」ということが判明、それを伝えたのだが、なぜか画面に映し出された地図は鹿児島県の上部から下がカットされた不自然なものだった。そのため、宮崎県南部あたりに表示されていた震度3という数字も半分が切れており、鹿児島県は震度さえ表示されなかった。

ちなみに、同時間帯に地震報道に切り替えた日本テレビの場合、鹿児島県薩摩が震度4、宮崎県南部平野部が震度3だと地図上に表示して伝えている。
NHKはその後、紀伊半島までの震度が表示された広域地図を出し、詳細な震度を伝えたが、しばらくするとまた再び最初と同じ地図に変更。4月16日未明の“本震”発生直後も同じ不自然な地図を使用し、またしても鹿児島県の震度は地図上に表示されなかった。
なぜ、NHKは鹿児島県の震度を地図で伝えなかったのか。いや、なぜ鹿児島県上部までしか入っていない地図だったのか。──ひとつわかることは、地図がトリミングで切られたそのすぐ下に、薩摩川内市が位置するということ。言うまでもなく、その場所には日本で唯一再稼働中の川内原発が建っている。

こうした不可解な報道に、ネット上でも指摘の声が溢れ、「NHKが意図的に鹿児島の震度を隠している」「意地でも原発止めない九電と、意地でも鹿児島の震度出さないNHKの闇が深すぎて、地震そのものより百倍怖い」「だから!!!なんで鹿児島だけ、さっきから震度を表示しないんだNHK!!!いい加減にしろ!!」「川内原発稼働の異常さに国民の目が向かない思い遣り?」など、数多くの批判が噴出した。

そして、そんな最中に飛び出した、籾井会長の“政府の公式発表以外は報道しないように”発言。──ネット右翼や自民党のネトサポたちは、日々強まるNHKの報道への疑問の声に対して、「サヨクの陰謀論」「なんでもかんでも話を原発に繋げるな」と問題を矮小化することに必死だが、籾井会長の言葉を見れば、大地震発生による原発への影響を過小評価したい“再稼働推進”政府にNHKが追随していることは明らかな事実だ。

籾井会長の命令通りに現場が動けば、NHKは震災や原発について正確に伝えることなどできないだろう。繰り返すが、籾井会長は、政権を盛り立てアピールするためには不都合な事実は隠蔽することは厭わず、一方で国民の生命、財産を守ることなど一切考えもしていないのだ。
大震災に対しても自らの利権や立場、政治利用しか考えないNHKトップとこの国の総理大臣。そんな“お友だち”2人こそ本当の反日、売国奴といえるのではないだろうか。
(伊勢崎馨)
by nonukes | 2016-04-27 11:18 | 原発再稼働は許さない | Comments(0)

  小坂正則