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小坂正則の個人ブログ

川内原発周辺で恐るべき火山噴火の準備が進んでいる。再稼働などできるわけがない

川内原発周辺で恐るべき火山噴火の準備が進んでいる。再稼働などできるわけがない
小坂正則

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日本列島は火山列島の証拠の図です。
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4つのプレートと、その内側になぜ火山があるかがよく分かる↓
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その理由は沈み込んだ地下数百キロ下にマグマがあるからユーラシアプレート側に火山がある

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プレート境界線と地震分布を見れば、地震と火山に深い関係があることが分かる

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世界と日本の地震と火山の比率です。日本には火山と地震がこんなに多い

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だから川内原発は再稼働させてはならない。
巨大地震と巨大噴火は間近だ(地球の歴史では千年は一瞬の時間)

日本列島中起きている火山噴火は偶然の出来事ではない

下の記事にあるように今日のNHKニュースで鹿児島県の川内原発のすぐ近くの「宮崎と鹿児島の県境にある霧島連山のえびの高原の硫黄山周辺では、5日、去年4月以来となる1日で20回を超える火山性地震が観測されました」と小さなニュースが伝えられていました。私はなぜこんなニュースに注目したかというと、ここが噴火の兆候があるからなのです。そして、そのすぐ近くに川内原発があり、その原発を九電は7月7日にも核燃料を原子炉に装填して8月から再稼働させようとしているからなのです。
皆さん思い出してもらえませんか。今年の5月29日に何の前触れもなく、屋久島の近くの口之永良部島が巨大噴火を始めました。ここは川内原発の近くで、阿蘇山から霧島と桜島を通じて口之永良部島は火山フロントと言われる火山のつながりなのです。そして九州のその火山フロントと中央構造線はなぜか重なり合っているのです。昨年の9月27日長野県の御嶽山が大噴火して多くの犠牲者が出てもうすぐ1年です。まだあります。箱根の蒸気噴出が多くなって、7月になってからは火山性微動地震が頻発して、小規模な噴火も確認されました。箱根は警戒レベル3になりました。
それ以外にも東京から1000キロ南の父島の近くに浮かぶ西之島の横に2013年の11月に噴火を始めた新島は現在も噴火を続けていて、今では西之島を飲み込んでどんどん大きくなっているのです。ここはフィリピンから日本へ連なる火山列島の1つです。
このように日本列島の上の火山フロントの火山噴火はそれぞれが偶然同じ時期に噴火を始めたと思いますか。2011年3月11日の東日本大震災の前後から桜島の噴火が活発化していることも今日次々に噴火している火山との関係があるかもしれません。富士山の噴火も間近かもしれませんし、東海地震や南海トラフ地震などへの備えも早急に必要です。必ずこれらの地震はやってくるのですから。

日本列島は1つの大きな火山だと思っていい

私たちの住む日本列島は世界有数の温泉に恵まれた地域です。特に九州は至る所に温泉があります。私の住んでいる大分県は湯の町別府で有名な日本最大の湧出量を誇る温泉県です。そして日本列島を旅すると、どこでも温泉の町がありますね。つまり、私たちの住む日本列島そのものが火山だと思っていいのではないでしょうか。私たちは火山に住んでいるのです。なぜ温泉が出るかご存じですか。地下数キロから数百キロにある大陸のプレートがぶつかり合う所の岩盤の割れ目からマグマが吹き出るのが火山でマグマの熱が地上に伝わって、地下水を温めて、それが蒸気となって地上に吹き出ているのが地獄で、熱水が温泉なのです。だから温泉地帯は地震と火山の巣なのです。
日本の国土は世界の陸地のわずか0.3%の面積です。しかし、ここには4つのプレートがぶつかり合っている地域なのです。日本列島の地殻を構成するプレートのうち、太平洋プレートは北海道、東北日本、伊豆-小笠原の東方に位置し、千島海溝~日本海溝~伊豆-小笠原海溝からユーラシアプレートへと年間約8~9cm沈み込んでいるそうです。また、フィリピン海プレートは伊豆半島や富士山や箱根へと年間約4~5cmのスピードで沈み込んでいるのです。一方、陸側のプレートは、糸魚川-静岡構造線~日本海東縁を境界として東側の北アメリカプレートと西側のユーラシアプレートに分かれていますが、ここでも北アメリカプレートへユーラシアプレートが年間約1cmのスピードで沈み込んでいるのです。つまり、日本列島は糸魚川静岡構造線と、またその下をフィリピンプレートがぶつかり合うという世界一複雑な構造で動く浮き袋の上に私たちは乗っかっているようなものなのです。ですから、平成22年度版防災白書(下図参照)によると、「世界のわずか0.3%の土地に、マグニチュード6.0以上の地震回数は世界全体の20.5%で、「活火山数」は世界全体の7.0%を占めているというのです。

太平洋に浮かぶ小さな浮き袋のような大地に原発を作るなんて気が狂っている

どう考えても、そんな日本列島に、しかも津波が来ることが分かっている太平洋側に(福島原発や女川原発に六ヶ所村再処理工場)や活断層のすぐ横で、南海トラフの真上に原発を建てたり(伊方原発)火山フロントに囲まれた場所に原発を作る(川内原発)や東海地震の央震域(浜岡原発)に作るなど、どう考えても気が狂っているとしか言えない場所に原発が建っているのです。しかし、このような無謀な計画が実施されてもある意味やむを得ない理由があったのです。実は古い話になるのですが、今から25年以上前に京大講師の荻野晃也先生をお呼びして電磁波の講演会を行ったときに聞いた話なのですが、荻野先生はプレートテクトニクスの研究もやっていて、「小坂君地震がプレートの動きによって起こるという学説が認知されたのはほんの20年そこそこ前のことなんだよ。だから1950代に計画した初期の原発では想定していなかったんだ。もちろんそれから20年以上の時間がかかってやっと土地を確保できたときに、ここは危険だと分かったとしても、今更計画を変更したら電力会社はほかの場所には原発を建てられないから、危険覚悟で無理矢理建てたんだろうけどね」と。(私の記憶が正しくないかも知れませんので、この話は私の責任です)私は「そうなんですか?地震のメカニズムが分かったのはつい最近だったんですね」と驚いたことを今でも覚えています。

科学技術の限界を知ることが人類の英知だ

ですから、40年も50年も前の当時の科学技術では、致し方なかったのかもしれません。しかし、問題はそこからです。確かに当時は「地震のメカニズムが分からなかった」しかし、今は違います。プレートとプレートの間のくっつき安い場所とそうでない場所の解明もできてきています。科学技術が発達すればするほど、地震や津波のメカニズムは解明されているのですから、危険度はどんどん増しているのです。だったら、分かった時点ですかさず新しい知見による新しい対応を取らなければならないのです。電力会社の肩を持つわけではありませんが、国や電力会社が全く手をこまねいて何もしなかったわけではありません。伊方原発は確か耐震設計基準や基準地震動を引き上げる対策は取ってきたのです。だから新しい原発は古い原発よりもしっかりして作られていることでしょう。しかし、阪神大震災や新潟沖地震に東日本大震災と対策をたてても立ててもそれを上回る巨大な地震に見舞われるので、もう対策の取りようがないというのが現実なのです。だって、浜岡原発は1200ガルの地震に耐えるというのですが、東北では4000ガルの地震で1つの山が消えてしまったのです。こんな地震が襲ってきたら対策の取りようがありません。
「2008年の岩手・宮城内陸地震M7.2は震源が浅く4000ガルという人類が計測した最も大きい加速度を記録して山が崩落し集落を押しつぶした。」つまり、人類は巨大地震から身を守る手段を持っていないことが科学的に証明されてしまったのです。
つまり、科学技術のスピードに政治や司法や電力会社などの社会的対応が追いついていないことが問題なのです。それは第二次世界大戦が始まって戦艦大和などの巨砲戦艦時代から空母の時代に変わったにもかかわらず、戦争戦略を切り替えられなかった、当時の海軍の硬直した考えが戦争を負けさせたのと、米軍が参戦したら日本は負けると分かっていたにもかかわらず、誰も降伏を言い出せなかった軍官僚の無責任体質が、この世に及んでも、いまだに原発からの撤退を言い出せない無能な官僚の体質は営々と戦後70年経っても一向に変らず引き継がれているのです。
だから日本は米国との戦争に負けたのです。これからも安倍が率いる経産省官僚や規制庁の田中委員長のような無能な石頭人間がこの国の舵を取るのであれば、また太平洋戦争の二の舞を繰り返すことは間違いないでしょう。それは経済政策でも戦争でも、原発震災でも。

間違いなく巨大火山噴火は起こるし、巨大地震と津波で日本の原発は大事故を繰り返す

私は以前広瀬隆さんに聞いたことがあります。彼は地震学者ではありません。科学翻訳家です。その彼が、フィリピン沖で起きた巨大地震や津波と火山噴火と鹿児島と宮崎の中間にある霧島連山の新然岳が噴火したときに話してくれことを鮮明に覚えています。「これらの噴火と地震は一連の活動なんだよ。太平洋プレートの周辺の動きが連動して起こったことなんだ。もっと巨大な噴火や地震が次々に起こるだろう」と。広瀬隆さんは福島原発事故の1年間に使用済み核燃料が一番恐ろしいと福島原発事故の1年前に「原子炉時限爆弾」で指摘していましたが、彼は原子力の専門家の科学者以上に詳しい方なのですが、地震のメカニズムについても地震学者以上に詳しい方だと、私は驚いたことを覚えています。つまりは素人の広瀬隆氏が分かっていることが、なぜ専門家の科学者が地震と火山の危険性が分からないのでしょうか。広瀬隆さんが天才的に頭がいいのか。それとも沈黙を続ける科学者がバカなのか、私には分かりませんが。ただ言えることは、私たち市民が取るべきこととして、「『科学者』や『専門家』などと自分で言って偉そうにしている御用科学者や御用専門家は決して信じてはならない」ということでしょう。私たち市民自身が専門家になるべきだし、それは可能なのだと思うのです。その根拠を広瀬隆さんや荻野晃也さんから私は学んだのです。私たちの合い言葉は「私たち市民が科学者を超える」です。
そしてこのような不気味な地球の巨大なエネルギーを私たちは素直に受け入れなければならないのです。
地震や噴火を私たちは防ぐことはできません。しかし、原発震災は事前に防げます。なぜなら原発震災は国や東電などが「想定外の事故」と言おうが言うまいが、未然に防ぐことはできるのです。もし放射能で汚染されなければ、巨大津波の後には、そこに帰って速やかに復興することが可能なのです。だから私たちは一刻も早く未然の防止策を講じるべきなのです。川内原発の伊方原発の再稼働をとめよう。
結論として、科学的な検証が進めば進むほど科学技術でできることとできないことが分かったのです。地震に対してはある程度の対策は取れるでしょうが、人類が経験したこともない巨大地震が襲ってくるかもしれないのです。4000ガルという地震が来たら原発も木っ端微塵ですし、免震構造の高層ビルもひとたまりもありません。科学技術の限界が科学者は知ってしまったのです。人類にはできないことがあるということを認めるしかないのです。自然の偉大さに敬服して、自然に逆らわずに生きることが人類に残された唯一の選択肢なのでしょう。


地球物理学者の島村英紀氏「火山・地震国の日本で原発は無謀」
日刊ゲンダイ2015年7月6日
たまたま私と同じようなお話を火山の専門家が、もっと詳しく科学的に語っています。日刊ゲンダイは東京新聞に次ぐすばらしい新聞社ですね。(この記事は必見です)


霧島連山の硫黄山周辺で火山性地震増加
NHK7月6日

宮崎と鹿児島の県境にある霧島連山のえびの高原の硫黄山周辺では、5日、去年4月以来となる1日で20回を超える火山性地震が観測されました。気象庁は、噴気や火山ガスの突発的な噴出に引き続き注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、霧島連山のえびの高原の硫黄山周辺では、5日午前9時ごろから地下の浅いところを震源とする火山性地震が増加し、5日一日で24回観測されました。1日で20回を超える火山性地震が観測されたのは去年4月以来です。
6日は午前10時までに火山性地震は観測されていないということです。また、火山性微動や地震に伴う地殻変動は観測されておらず、監視カメラでは、噴気なども確認されていないということです。
気象庁は6日、現地に職員を派遣し、硫黄山の周辺で状況に変化がないか確認することにしています。
えびの高原の硫黄山では、去年10月、火山活動が高まっているとして火口周辺警報が発表され、その後、火山性地震が減少したことなどから、ことし5月に火口周辺警報が解除されています。
気象庁は、活火山であることを踏まえ、噴気や火山ガスの突発的な噴出に引き続き注意するよう呼びかけています。
Commented by 2010年九電玄海お漏らし事故の真実 at 2015-08-02 20:11 x
2010年玄海原発事故時に311の時の東京を上回る放射能を九州から奈良県で観測!!

水素文明の奇跡を起こす男ゼロのブログより
九州〜関西の高レベル放射線 玄海原発事故 今後の展開 - 流水 ...
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2010/12/15 - 玄海原発と黄砂とどちらが原因かは、岩瀬さんのおっしゃるように何年かすれば分かります。玄海原発のある佐賀県と他の都道府県で、白血病などのガンや甲状腺障害の発生率を調べてみて、多ければ玄海原発が原因です。 どちらにしろ、 ...
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Commented by 辻重義 at 2015-11-04 17:21 x
川内原発の真南、12キロメートル付近に非常に軟らかい熱性粘土があります。九電はその存在すら多分解ってないようですね。
私にその場所を聞いて来ました!
でも3号機増設説明会では原発から15キロメートル内は十分な調査したと言っていました!
私みたいな素人でも発見できたんだけど、
彼らの調査が如何にいい加減だったかが判りました!
だからこそ九電の言うことは信じがたいって思います!
場所はいちき串木野市の羽島です。
以上報告します。
by nonukes | 2015-07-06 22:47 | 原発再稼働は許さない | Comments(2)

  小坂正則