人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

小坂正則の個人ブログ

韓国・釜山緑の党のみなさんとの交流会報告

韓国・釜山緑の党のみなさんとの交流会報告
小坂正則
韓国・釜山緑の党のみなさんとの交流会報告_d0174710_12254732.jpg

25日の昼ころ釜山港に着いた私たちを迎えに来てくれた釜山緑の党の皆さんと記念写真
韓国・釜山緑の党のみなさんとの交流会報告_d0174710_12272995.jpg

釜山YMCAの地下にある生協でのお買い物
韓国・釜山緑の党のみなさんとの交流会報告_d0174710_1229118.jpg

私たちが泊まったゲストハウスで昼食のひととき
韓国・釜山緑の党のみなさんとの交流会報告_d0174710_12301050.jpg

なぜかゲストハウスにゲバラのTシャツがある。皆さんもゲバラが大好きだそうです。
韓国・釜山緑の党のみなさんとの交流会報告_d0174710_12323830.jpg

ここのゲストハウスは環境NGOが経営しているそうです。エコツアーなどをやってるとか
韓国・釜山緑の党のみなさんとの交流会報告_d0174710_1239094.jpg


韓国・釜山緑の党のみなさんとの交流会報告_d0174710_12394819.jpg

釜山のデモの様子です
韓国・釜山緑の党のみなさんとの交流会報告_d0174710_12402936.jpg

私も発言させていただきました
韓国・釜山緑の党のみなさんとの交流会報告_d0174710_1241669.jpg

国際市場の人の多いことといったら、アメ横の正月前のような混み合いです


緑の党福岡の皆さんが確か昨年から始めた独自の活動で、海を隔てたお隣の国釜山市の緑の党のみなさんとの交流事業があります。毎年相互で交流する事業です。昨年は秋の全国地域代表者会議の傍聴と福岡県内の見学などへ釜山緑の党の皆さんをお呼びしたそうです。そして福岡の緑の党の会員も釜山へお邪魔したそうです。
今年はマーズの流行などで交流が危ぶまれていたのですが、釜山にはマーズは流行っていないことなどで、土壇場で決定したそうですが、急な決定で参加者が少ないので、糸島市議のフジイモンに、私は付録として参加させていただきました。
私は以前から九州の緑の党は韓国と台湾との親善交流を独自にやるべきだと思っていました。九州と福岡は両国からの玄関口だからです。私は以前、ノーニュークス・アジアフォーラムで韓国へお邪魔したことがありますし、韓国と台湾からお客様をお呼びして交流を持ったこともありますが、現在はほとんどありませんでした。
そこで、私は個人的にも両国の方々と個人的な友人関係を作りたいと思っていたことと、「緑の党おおいた」の中で議論された「私たちの活動」の大きなテーマが「韓国緑の党との交流」だったからです。2012年の秋に「緑の党おおいた」を結成した時に、私たちはどんな活動を行うかという中で、1つ出たことが、様々な市民グループや組織が活動している中で、あえて、緑の党として活動する意味を見いだすためには「私たちしかできない活動をぜひ行いたい」という意見がありました。それが「国境を越えた交流」だったのです。
もちろん、海外の団体や市民との交流は誰にでもできます。私も韓国の友人はいます。ただ、同じ目標や理念を持った仲間は“家族”のようなものです。そこでは腹を割った議論もできます。中には「領土問題」などでは激論になるかもしれませんが、組織内の議論として信頼と友情の中で行われることがたくさんあるだろうと思うのです。
その手始めに、私は事前調査のために釜山へ行ってきたのです。
今年の秋には釜山の仲間と「東洋の緑の党がめざす理念とは」(私が付けた仮題です)のようなシンポジウムを福岡で開催する予定です。そして、大分へ彼らをお招きすることを計画することが釜山と福岡の双方で決まったようです。大分へ来るのは別府の観光振興のあり方を学んでももらうことや地熱発電などを見てもらおうかと思っています。
何はともあれ、信頼と友情の醸成が一番の目的です。
そしてもう一つ大きな目的は、安倍政権の「戦争への暴走」を止めるために日韓、日中の仲間と一緒に「ストップ安倍政権」の運動を作っていきたいと思ったのです。「戦争の準備などしなくても、僕らは中国や朝鮮半島の人たちとこんなに仲がいいんだぞ!」ということを自民党安倍政権と国民へ訴えたいのです。

韓国緑の党は日本の緑の党の兄貴だった

韓国緑の党は2012年の3月に結成したそうです。日本は4ヵ月遅れで結成したのですが、その組織実態が大きく異なっています。韓国緑の党は6千数百人だそうです。日本は1200人あまりです。その差は歴然です。
韓国緑の党も国選選挙に挑戦したそうですが、結果は1議席も取れなかったそうです。来年の4月にまた総選挙があるそうです。ガンバってほしいですね。釜山緑の党は千人の会員がいるそうです。その中の会費を払っている会員は300人あまりだそうです。会費を払わない会員が700人もいるのですね。会費はいくらかと聞いたら、自主申告制だそうです。最低は年間3千円だったか。普通は月に千円が多いそうです。上限はないそうです。高校生会員は無料だそうです。高校生会員もたくさんいるそうです。27日のデモの後に打ち上げの交流会があったのですが、釜山大学の女子学生は「環境問題に興味があったのですが、ボランティア活動では解決できない政治的な問題から逃げるのは卑怯だと思って、緑の党へ入ることにしました。将来は科学者になりたいです」と話していました。そのほか起業化して特許を取った発明が20件余りあるという方や、大学教授などもいました。多様性のある組織だと感心しました。
そして動画にもあるように、デモに参加させてもらったのですが、一番感心したことは、日本のデモと違って、参加者の皆さんが実に楽しそうなのです。日本では拳を振り上げて抗議のデモが一般的ですが、ここではデモというよりもパレードです。日本のように戦争間近の政権と対峙しているわけではないので、事情が違うこともあるのでしょうが。そして次に感動したことは韓国緑の党のテーマソングがあるのです。この歌は一般公募して採用したそうです。歌っているのも韓国の有名な歌手だそそうです。だから歌がうまくて楽しそうなのだなと感心しました。
そのほか、真面目は東学という話を釜山大学の朴教授による講話と討論会や、古里原発でお子さんが甲状腺がんになったかたが訴訟して一審では勝訴したことなどのお話を聞くこともできました。釜山の国際市場で楽しい買い物や食事もしました。
また、釜山へ遊びに(いえ、親善交流に)行きたいなと思った4日間でした。




6月27日に釜山緑の党のデモに参加した動画です。何よりも、緑の党のテーマソングがあることです。そして、みんなが楽しそうにデモをしている様子です。そして若者が多いことなどもあります。もちろん釜山緑の党の会員は若者だけはないのですが、若者が中心のでもだからでしょうか。

釜山緑の党のデモのようすです
https://www.youtube.com/watch?v=W2q_5CQy4_0


by nonukes | 2015-06-30 12:43 | 「緑の党」をつくろう! | Comments(0)

  小坂正則

by nonukes