ブログトップ

小坂正則の個人ブログ

特定秘密保護法が今日から施行。今日を境に日本社会が大きく変わったことを歴史が証明するだろう

特定秘密保護法が今日から施行。今日を境に日本社会が大きく変わったことを歴史が証明するだろう
小坂正則
d0174710_0551568.jpg





日本の歴史は確実に逆戻りを始めた

特定秘密保護法が自民党と公明党に今は消滅してしまった「みんなの党」と「維新の会」の橋下などのインチキ第三極の裏切りによって強行採決されて、1年が過ぎました。そして今日から、その法律が施行されます。さて、私たちの日常生活には何の変化もありません。「なんだ、そんなに心配することもなかったじゃないか。特段私たちの生活を脅かすことなどこの法律によって起こることなどないんだ」と、思う方もいるかもしれませんよね。確かにそうです。私たちが日々の暮らしの中で「特定秘密保護法」という法律を実感することなどほとんどないでしょう。だから無関心な人が大半ですし、問題だと思っている多くの方にとっても、この法律が自分に降りかかってくることなどないでしょう。

現代版「治安維持法」は私たちの自由を奪う法律

「特定秘密保護法」が、自分に直接関係ないならいいのでしょうか。それは決してそうではありません。治安維持法という法律の歴史を少し学べばすぐ分かります。
治安維持法(ちあんいじほう、昭和16年(1941年)3月10日法律第54号)は、国体(皇室)や私有財産制を否定する運動を取り締まることを目的として制定された日本の法律。当初は、1925年に大正14年4月22日法律第46号として制定され、1941年に全部改正された。とくに共産主義革命運動の激化を懸念したものとして発足したといわれているが、宗教団体や、右翼活動、自由主義等、政府批判はすべて弾圧の対象となっていった。(ウィキペディアより)
治安維持法も最初は共産主義者を取りしまる法律でした。すると、共産主義者ではない自由主義者や一般市民は「自分には関係ない」と高をくくっていたのです。それが、いつの間にか、政府を批判する者や自由主義者、さらには西洋風の生活をしている人や洋楽のレコードを聴いている人まで特攻警察が逮捕するようになったのです。
同じようなことが言えるかもしれません。
「特定秘密保護法はスパイ活動を行っている人間や反政府活動の左翼活動家やマスコミの人間や反基地や反原発の活動家などの人たちには大きな問題かもしれないけど、一般市民には何の関係もない」と無関心でいていいのでしょうか。自由や基本的人権という立憲主義国家の民衆の生存の権利を謳歌している私たちが本当に自由の尊さを実感できるのは、自由を剥奪されるような場面に遭遇したときです。いわゆる私たちの日常生活の中で不自由はほとんど実感できないでしょう。つまり、国家権力に何らかの形でたたかう時に初めて国家権力は私たちに暴力的に自由を剥奪しようとして牙を剥いて襲ってくるのです。そして、その時初めて自由を実感できるのだと私は思います。もちろん私もそんな偉そうなことを言えるように国家に抵抗をしたことなどありませんし、自由を剥奪されたこともありません。しかし、それに近いことを感じたことは幾度かあります。
私は学生運動に関わっていたことがありますが、逮捕歴などありません。それでもデモや集会などに参加したことがあります。狭山裁判や成田国際空港建設反対運動などです。そして、反原発運動を30年も続けてきたので、これへの嫌がらせは後を絶ちません。何十年と公安警察による尾行や内偵などの嫌がらせを受けてきました。職場に直接来て、当局へ情報提供したり、アパートの大家に「小坂は過激派だ」と嫌がらせの情報提供をしたり、大分中央署の警察官が職場の仲間に「小坂は虫も殺さないような顔をしているが夜な夜な人殺しをしているんだぞ」と言うような噂をばらまくような卑劣な真似まで警察はやっていました。
つまり、国家権力にとって都合の悪い人間は治安維持法があろうとなかろうと、違法行為であっても彼らは手段を選ばず「国家安泰のため」という身勝手な理由で市民の権利を蹂躙するのです。それは一部の人間にだけ行うように見えても、それがやがては一般市民にまで覆い被さってくるのが全体主義国家なのです。

安倍政権が総選挙で圧勝したら全体主義国家へ突入する

しかし、そんな私の恐れが現実になってきました。こんどの総選挙で自民党が300議席以上と言われています。すると憲法改正の発議を安倍政権は行うでしょう。しかも、安倍晋三は「こんどの選挙で集団的自衛権の行使も国民の信を得た」というに決まっています。そんな戦前のような時代がもう直前なのです。私はこれまで40年間、そんな嫌がらせを受けてきましたので慣れていますから、全体主義国家になっても、そんなにこれまでとは違いません。しかし、一般市民の皆さんは違うでしょう。本当に自由を剥奪されることは苦しいことです。国家権力はまず最初は「暴力団」や「過激派」など少数派の人間の人権を剥奪します。そして最後は全ての人々の自由を剥奪するのです。安倍晋三にとって理想の国家とは「自分と同じ全体主義・国家主義の思想だけの美しい日本」を取り戻したいのですから。ネオナチ・安倍晋三政権を叩きつぶすまで私はたたかいます。奴が生き残るか、私が生き残るか。だから、私は今から出来る限り「反安倍政権」の声を挙げ続けていきたいと思っています。
最後にドイツのルター派牧師であり、反ナチ運動組織告白教会の指導者マルティン・ニーメラーの詩『彼らが最初共産主義者を攻撃したとき』を皆さんに贈ります。


ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は共産主義者ではなかったから

社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった
私は社会民主主義ではなかったから

彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は労働組合員ではなかったから

そして、彼らが私を攻撃したとき
私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった


マルティン・ニーメラー作
by nonukes | 2014-12-10 00:55 | 小坂農園 薪ストーブ物語 | Comments(0)

  小坂正則