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小坂正則の個人ブログ

脱原発大分ネットワークの「つゆくさ通信」NO.126号を発行しました

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脱原発大分ネットワークの「つゆくさ通信」NO.126号を発行しました
小坂正則

本日、脱原発大分ネットワークの発行する「つゆくさ通信」を発行しました。第126号(7月20日)です。20日余り遅れての発行になりました。紙媒体の通信です。今時紙媒体のミニコミ誌は珍しいとよく言われます。1993年11月20日に第1号が発行しましたので、実に発行から21年になります。実は、その前の1986年8月から私は別のミニコミ誌を発行していましたので、私個人では28年余りの間ミニコミ誌を発行し続けているのです。現代では紙のミニコミ誌は郵送料がかかるので、SNSのブログやFBなどで簡単に電子データで作ること方が多いようですが、やはり、ネット環境にない方や、紙でしか味わえない良さ、例えばインクのにおいや紙の手触りの感覚や、紙面に注釈をアンダーラインを引くなどは紙でなければできない世界もあるのです。
これからも私たちは紙媒体のミニコミ誌「つゆくさ通信」を力の続く限り出し続けていきたいと考えています。
みなさんご興味のあるかたはぜひ定期後続願います。ミニコミ誌の相互交換も受けつけています。

126号の見出し

①脱原発大分ネットワークの総会を開催しました。……… 小坂正則
②ストップ川内原発再稼働!8月31日川内行動、
9月28日鹿児島行動に参加しよう!………中山田さつき
③福島を忘れて原発再稼働許せない!………渡辺寿子
④東電黒字分を社員の給料値上げではなく、
廃炉下請け作業員の待遇改善に使え!……… 小坂正則
⑤「みんなの海じゃ。金では売らん!」
~上関原発に反対する祝島の漁師さんに500万円を届けよう~……大原洋子
⑥安倍政権の進める反知性主義………諌山二朗
⑦8/9長崎平和式典「憲法踏みにじる暴挙」集団自衛権に怒り………東京新聞より
⑧情報交差点
⑨つゆくさ購買部棚卸し
⑩日本人に一番身近な国際問題(4)………清重伸之
⑫情報短信
⑬パレスチナの平和を実現するために 
米国製品不買運動と医療品・食料をガザに送ろう……… 小坂正則
⑭おくら入り百人一首・編集後記

「つゆくさ通信」年間購読料2000円です。
発行:脱原発大分ネットワーク
住所:大分市田ノ浦12組
電話:097-532-3772( 小坂正則)
Email: nonukes@able.ocn.ne.jp

脱原発大分ネットワークの総会を開催しました
小坂正則

 7月5日13時から別府中央公民館にて「脱原発大分ネットワーク」の総会と脱原発ネットワーク九州の代表の深江守さんの記念講演会を開催しました。
 昨年の総会で、これまでの長い活動の中で培われたネットワークや運動の質を活かして「私たちにしか出来ない運動とは」や「私たちが担っていくべき部分は」という議論をした中から、デモや集会などの前面に出て行動することも重要なのだが、じっくり腰を据えて交渉したり、分析をして問題点を洗い出して、そこから相手の矛盾を突いていく継続的な運動を構築していくべきではないかという議論が行われました。その結果が、「原子力防災と計画案」に対して交渉を行うことや、全県下への申し入れや陳情を行うことなどを実施しました。
 運動というものは、どこまで行えば十分ということはありませんので、「よく頑張ったね」という自己評価をしても意味はありませんが、これまでにない様々な活動を行ったということは言えると思います。ただ、会員の高齢化や活動するメンバーの固定化など、現状は、長年やって来て運動や組織実体が拡大しているとは決して言えるような状況ではありませんが、会員相互が自分に出来ることを出来る範囲で行い、「ちょと無理をする」くらいはあっても、極端に個人への負担が大きくならないように配慮しながら、これからも脱原発運動を行っていこうと確認し合いました。
昨年度の活動報告

 特に、私たちが1993年10月に「脱原発大分ネットワーク」を再結成して21年を迎えるわけですが、その最初に確認された唯一のことは、「組織として全体を縛ることはしない、やりたい人(言い出しっぺ)が最後まで責任を持って提案した運動は行う」ということを全体で確認しました。当時よくあったのが「こんなことをやってほしい」という提案でした。そのような提案に対して「あなたが責任を持ってやるんなら、応援します。でもあなたが誰かにやってほしいというのはだめですよ」と。
 昨年の大きな行動は全県下への「陳情と申し入れ」ですが、それは事務局で行いました。そのほかに11月15日の「原発いらない福岡集会」へバスを出すという提案に対しては、発案者の責任で皆さんが協力してバスを1台出すことが出来ました。今中哲二さんの講演会も同様です。
 そのほか、伊方集会への参加や上関集会への参加など、それぞれメンバーが入れ替わって参加してきました。交通費が嵩む場合は、事前の定例会議で提案してもらって交通費の一部補助を行うということが昨年度から実施されて、これまでに個人負担の軽減が行われました。
 また、「つゆくさ通信」を年度内6回発行しました。「字が多すぎる」や「内容が堅い」など、批判はあるかもしれませんが、ネット社会にあって、ミニコミ誌の存在が激減している中で、その価値をどこに見いだすのかと考えたら、スピードに勝るネットなどの情報を伝えるだけではない、書き手と読み手が同じ目線で議論する「生活に根ざした議論の場」として一定程度の意義はある通信だと思っています。これからの課題として、会員の減少を防ぐためにも、「つゆくさ通信」の読者や会員を増やしていくために、読者や会員が「つゆくさ通信」に記事やコメントを掲載して「自分たちでつくる手作り通信」という思いを共有してもらおうということになりました。

現在の会員数は130名(毎年減少傾向にあります)
入金状況:現金13名、振り込み32人(2014年の分は4月から現在まで21名)



「みんなの海じゃ。金では売らん!」
~上関原発に反対する祝島の漁師さんに500万円届けよう~

大原洋子

事後報告になりますが、お伝えします。
ご存じのように、原発予定海域に共同漁業権を持つ8漁協のうち、山口県漁協祝島支店(旧祝島漁協)は唯一、漁業補償金10億8千万円を拒否しています。
2012年2月、再度受取拒否が決議され、今後この案件については議題としないと決議したにもかかわらず、県漁協は2013年、この議題を蒸し返し、無記名投票により、受取賛成の組合員が過半数31/53となり、逆転。翌月、32名の正組合員と8名の準組合員の受取拒否の文書通告も漁協は無視し、受け取りを執拗に迫っています。(詳しくは、本誌121号p7、8をごらんください)
このことを踏まえ、以下にチラシを引用します。

「祝島支店の2013年度の赤字は約1000万円」
年々、水揚げが減り魚価も低迷。補償金受けとりを強要する県漁連の管理下で、山口県漁協祝島支店は、運営改革も進めることができず、深刻な経営危機に直面しています。補償金を拒むためにも、漁師さんは年金をつぎこみながら組合員を続け、数年前からはさらに赤字補填もしています。議決権のある正組合員の、少なくとも過半数の意思表示がなければ、補償金を拒みとおすことが難しいからです。
今年は遂に、赤字負担が1人約20万円。支払い期限は7月末です。祝島の漁師さんだけで背負うのは、もう限界です。
「みんなの海を私も守る。」
補償金を拒む組合員の負担分500万円がカンパ目標額です。ひとりでも多くの漁師さんが補償金を拒めば、漁協の運営改革の議論が本格化します。海の日の7月21日、祝島の漁師さんへ届けましょう。(引用終わり)

この呼びかけに対し、当会初め個人、団体からカンパが寄せられ、短い期間の取り組みでしたが、当初の目標の500万円はすぐに達成し、7月21日には2000万円を超える額が届けられたそうです。

「みんなの海の会」発起人は、上関リンク発起人・湯浅正恵さん、「原発をつくらせない人々」著者・山秋真さん、映画「祝の島」監督・纐纈あやさん
の3人の女性で、いずれも以前から祝島に心を寄せておられる方々です。
「みんなの海じゃ。」という言葉に、どれだけの方が思い起こされたでしょうか、3.11直前の田ノ浦の出来事を。
あれは2.21~23でしたか。寒い夜中、黄と紺の縞模様の制服に身を固めた600人と100名の島民・市民の対峙に始まった3日間。(並行して、海ではさらに熾烈で陰険な埋め立て作業を強行)現地に行くことがかなわぬ私は、ネットの同時中継を食い入るように見つめ、ツイッターを発信していました。
2日目でしたか、やや忙中閑ありというとき、「みんなの海じゃ。」という聞き覚えのある声が流れてきました。集会などで会うたびに声をかけてくれる元気なMさんに違いありません。たちまち周りの人たちが唱和し、「みんなの海じゃ」コールは田ノ浦に響き渡りました。人間の愚行を戦々恐々と見ていた生き物にも届いたことでしょう。
そうなのです、自然は人間だけのものではない、誰のものでもない、つまり、みんなのものなのです。多分このことを私と同じように胸に刻んだ発起人が、キャンペーンの名称に使われたのだと想像しました。
さらに県政の状況をつけ加えます。1年半の任期を通して病いに苦しんだ山本山口県知事が退任し、これを引き継いだ形で当選したばかりの村岡知事は、公有水面埋立免許の可否についても1年先送りを継承。国の方針待ちの姿勢をあらわにしています。地方は国の僕(しもべ)との態度に、地方自治の基本のキもできていないことを知り、愕然とします。
大宅壮一氏いわく「長州は戦犯が最も多い」。さもありなん。その悪しき伝統は今も全国に害を与えています。その分、これに反対する長州パワーも負けずに強くありたいと思いますが。

話を戻します。補償金の問題は地雷源のように島を脅かし、今後も続く問題です。どうぞ引き続き注視ください。
そして、カンパを送ってくださった皆様、本当にありがとうございました。何でアンタが礼を言うの?って。だって、みんなの海ですから。
最後に、こうした急ぎの呼びかけに対し、隔月発行の『つゆくさ』では対応できません。電話、メールでの情報をご希望の方は情報交差点右下の大原までご連絡ください。
32年目の上関も全く目が離せません。

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by nonukes | 2014-08-11 00:25 | 脱原発大分ネットワーク | Comments(0)

  小坂正則