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小坂正則の個人ブログ

「脱原発」都知事候補の一本化など考えない方がいい

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「脱原発」都知事候補の一本化など考えない方がいい
小坂正則

いよいよ都知事選も残すところ10日になりました。マスコミの予想では「舛添候補が大きくリードしていて、その後に細川候補が続き、宇都宮候補がその後に続いてる」と言われています。ところが私にはどうしても納得がいかないのですが、細川氏と小泉氏の街頭演説には溢れるばかりの聴衆が選挙カーを取り囲んでいて、日に日にその数は増えているのです。細川氏は身動きが取れずに前に進めないほどなのですが、一方の舛添候補の周りにはパラパラと人が立っているだけで、聴衆らしい人は見あたりません。それでも舛添候補がリードしているのでしょうか。宇都宮候補の方もかなりの人だかりですが、細川氏にはかなわないようです。細川氏の話を聞きに来た人たちの多くが小泉さんの話を聞きにきたんだと思います。
しかし、老体にムチ打ちながら、お二人は毎日寒い街頭に立って演説をしてるのですから頭が下がります。昨日は91歳の瀬戸内寂聴さんが京都から駆けつけてきて細川さんの応援演説をしていました。そのほか、吉永小百合さんも来るのではないかと思います。今日、週刊誌を立ち読みしたのですが、「最後は大きなサプライズを細川氏は計画している」と週刊朝日も毎日も書いていました。それは自民党の中がすでに割れかかっているというのです。「小泉氏は山口でも京都でも脱原発候補の知事候補応援に行く」と言っているそうです。この方本気で安倍と喧嘩をするつもりです。自民党の関係者は「小泉氏は喧嘩を始めたら途中でやめることなど出来ない人だから怖い」といっているそうです。私は小泉氏の本気に賭けてます。
さて、本題の「脱原発」候補の一本化についてですが、もうここまで来たら不可能です。今更宇都宮氏は引き下がれないでしょうし、細川氏は端からそんな話し合いもする気はありませんでした。
なぜなら細川氏は保守リベラルの考えで革新派の方々と裏取引をするようなことをしたのでは無党派の有権者の支持を失うからです。かれは民主党の支援も自分からは一切お願いしていないのです。日本新党を立ち上げた時のように「この指止まれ」方式なのです。だから、細川氏が勝つにはもちろん舛添氏の票を上回らなければ勝たないのは当たり前ですが、脱原発統一候補でやっと勝っても、後々安倍政権を倒す力にはならないからなのでしょう。下に転載している天木直人氏のコラムにあるように、裏取引などしないで圧倒的な数で勝たなければならないのです。
私はそのチャンスは必ず訪れると思っています。公明党の支持母体である創価学会が揺れていると言うではないですか。この組織は一夜にして何十万票を動かすことができる組織です。細川氏が勝つと踏めば、勝ち馬に乗って恩を売るために流れ込んでくるでしょう。また、投票日前日には実は脱原発派の2つに割れた支持者もどっちかに大きく流れ込む可能性が高いと私は思っています。一部のコアの革新派の組織票を除いて支持者の票は動くでしょう。そのためには勢いを最後まで保ち続けることです。
私の尊敬する鎌田慧さんが投開票日の深夜に笑顔で喜びの涙を流すことができるように私たちは最後まで頑張るだけです。

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脱原発一本化を拒否した共産党に対する鎌田慧氏の批判の衝撃
天木 直人 外交評論家 2014年1月29日


1月28日の東京新聞「本音のコラム」で私がかねてから敬愛しているフリージャーナリストの鎌田慧氏がものすごい共産党批判を行った。すなわちナチスと対抗するために、1935年のコミンテルン大会で、多様で広範な、民主主義を守るための共同行動を熱烈に訴えたブルガリアの共産党政治家デミトロフを引用し、彼の反ファッショ統一戦線結成呼びかけの「獅子吼」に対し、同僚の共産党政治家たちが応じなかった歴史を指摘したうえで、次のように鎌田氏はそのコラムを締めくくっている。
「戦争に向かおうとしている、いまのこの危機的な状況にもかかわらず、広く手を結んで共同行動に立ち上がらず、あれこれ批判を繰り返している人たちに訴えたい。いったい敵は誰なのか、と。」
これは明らかに脱原発一本化を拒否した日本共産党に対する鎌田氏の批判である。ここまで鎌田氏が書くということはよほどのことだ。
そして私はまたここでも鎌田氏の思いを共有する。
しかし、私はそもそも無理をして脱原発一本化を図る必要はないと最初から思っていた。候補者を一本化できなければ細川候補が当選しないようでは、所詮安倍首相の原発推進を方向転換させることなど、最初から無理なのだ。宇都宮候補の票を頼らなければ舛添候補を破れないようでは、細川・小泉連合はそもそも敗北なのである。細川・小泉連合は圧倒的な勝利をおさめなければいけない。その圧倒的な都民の脱原発の意志によって一気に脱原発の方向にこの国を持っていく。そうでないと安倍原発維持政策を方向転換することなどとてもできない。それほど脱原発は困難で大きなエネルギーが必要とされる一大政策転換なのである。共産党は邪魔をせずにその後についてくるだけの役割でいいのだ。脱原発は、単に安全性もの問題だけではなく、経済、外交・安保、日米関係などのおよぶ一大選択問題なのである。それを圧倒的な勝利を得た細川都知事が国に対して要求していくのである。その先には脱原発か原発維持かによる政界再編が待っている。

候補者を一本化できなかったから細川候補が勝てなかったというような発想では、とてもこの国を脱原発にすることは出来ない。ましてや共産党にそれが出来るわけがない(了)


天木 直人 外交評論家
2003年、当時の小泉首相に「米国のイラク攻撃を支持してはいけない」と進言して外務省を解雇された反骨の元外交官。以来インターネットを中心に評論活動をはじめ、反権力、平和外交、脱官僚支配、判官びいきの立場に立って、メディアが書かない真実を発信しています。主な著書に「さらば外務省!」(講談社)、「さらば日米同盟!」(講談社)、「アメリカの不正義」(展望社)、「マンデラの南アフリカ」(展望社)。
Commented by tekk at 2014-01-30 18:16 x
細川陣営が黒山の人だかりで、舛添の演説は閑散としている、というのは事実なんですが、
しかし、去年の参院選の時も、山本太郎はたくさんの聴衆を集めていて、
逆に1位当選の丸川珠代は舛添と同じように閑散としてたんですよね。。。

希望は今の細川陣営は、山本太郎よりも多くの群衆を集めつつある、という点ですが。

なんとか勝ちたいですね。
Commented by nonukes at 2014-01-30 18:53
tekk様
コメントありがとうございます。私も実際にこの目で見たわけではありませんが、そのようですね。ただ、組織票は街頭演説など来る必要はありませんから、それだけで細川氏が有利だなどとは思っていません。人が来なくても組織票は集まりますから。ただ、細川氏の方は無党派の有権者が唯一の頼りですから、こっちはあふれるばかりの人が集まらなければ勝つ展望はありませんね。だからこそ大勢の聴衆が集まる必要があるでしょうね。多く集まれば、関心のある方は自分の以降と思うし、その場にいた方々は群集心理で興奮するものです。選挙はお祭りなのです。仲間が多かったら、それだけでますます燃えてくるのです。
by nonukes | 2014-01-30 00:26 | 脱原発選挙 | Comments(2)

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