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小坂正則の個人ブログ

細川陣営はこの選挙期間中に「脱原発エネルギー構想」の具体策を話そう

細川陣営はこの選挙期間中に「脱原発エネルギー構想」の具体策を話そう小坂正則
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1月23日に新宿の都庁前で行った都知事選での小泉純一郎氏による応援演説の第一声です。小泉純一郎が出た方がインパクトはあったのでしょうが、細川氏の決意が固い理由は小泉さんが話している通りなのです。原発の是非意外は、政策はそんなに大きな違いはないと言ってますが、違いは確かにあります。特定秘密保護法に細川氏が賛成なのか反対なんかはいまだ表明していません。ぜひ表明してほしいものです。「雇用特区」の設置をいう安倍首相の第三の矢政策も受け入れないでほしいです。「雇用特区」には様々な問題があります。一番の規制改革は「雇用特区」などではなく、「発送電分離」と「電力自由化」です。

いまこそ「脱原発」日本再生プランの大筋を示そう

この「発送電分離」と「電力自由化」によって原発がなくても東京はやっていけることと、原発をやめたらこれだけ日本が経済成長を実現させることができるという一定のプランは都民や国民の前に示す必要があります。それを言わなければ原発推進派から「口先だけでそんなことができるか」という不当な避難を浴びるからです。私にだって原発に頼らなくても、この日本社会の出口の見えない不況や地方を疲弊した経済から立ち上がらせる解決策を提案できます。そこの大筋だけでも細川氏は都民に説明するべきなのです。
そうすれば「やるやる詐欺」だとかいう細川氏を非難する輩の攻撃を跳ね返せるのです。宇都宮氏は具体的な脱原発政策は掲げていません。だからこそ自民党支持者の経営者や保守層の経済会を巻き込むためにも、ここで「脱原発」経済再生プランを掲げるべきなのです。この選挙期間中にこそ、様々なエネルギー改革やどうやったら原発に頼らなくてもやっていけるのかを国民の前に細川氏の口から喋ってもらいたいです。
そんなことは簡単です。だって細川氏のブレーンには既にもと経産省官僚で民主党に首を切られた古賀茂明氏がいるではないですか。飯田哲也氏は細川氏をまだ支持表明はしていませんが、飯田氏は脱原発エネルギー政策を左右を問わず誰にでも公開しています。ソフトバンクの孫正義氏にも知恵を貸してもらいましょう。私にだって脱原発のエネルギー最策の大筋くらいは話せますよ。
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私の脱原発エネルギー構想

日本の電力供給の大きな問題は日本が島国なので海外から電力の融通ができないことがあります。また、電力地域独占のため、各電力会社間での融通電力が少ないことが次にあります。三番目に西は60ヘルツ東は50ヘルツと、東西で周波数が異なっている問題があります。これらの問題を解決させれば電力に限れば大きな無駄を解消することができるのです。孫正義氏が計画している「アジアスーパーグリッド構想」に着手するのです。韓国と日本間に海底ケーブルの「高圧直流送電線」を引きます。韓国と中国の間にも引いてモンゴルまで引いて、モンゴルに太陽光と風力発電を設置するというのが孫氏の計画です。私はそれ以外に北海道とサハリン間に海底ケーブルを引いて、ロシアで天然ガス発電事業を日本の商社などが行い、その電気を日本に送り込むべきだと思います。そうすれば発電コスト3円でロシアで発電できて送電コストは1円から2円ですから、十分採算が合うのです。液体化した天然ガスを日本までわざわざ運んでまた日本で暖めて発電するくらいならロシアで直接発電して日本には電気だけを送ればいいのです。そして日本列島を横断する「列島横断高圧直流送電線」を引きます。この費用が2兆円です。でもこれは民間企業に参入させてもいいでしょう。必ず儲かるからです。これで各電力会社間の電力融通の問題と周波数問題は解決します。直流電流は周波数などないからです。これで電力会社がよく言っていた「日本は島国だからドイツのように原発をやめることなどできないのだ」という根拠を完全に粉砕できるのです。以下はまたご紹介します。

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小泉氏の細川候補応援演説

私どもは政界を引退していた。何を今更という人もいるでしょう。しかしあの3月11日の原発事故、地震、津波、大震災を見て、これは大変なことが起こっているんだと、非常な危機意識を持ちました。今までの政界の経験、できることと、できないことはあるけれども、今まだ元気がある、何か自分たちにできることがはないかと考え、始めました。
都政の問題は原発だけではないと言われる。確かにそうです。防災の問題、医療福祉の問題、待機児童の問題、様々な都市機能の問題、課題はたくさんある。しかし原発の問題以外は、誰が都知事になっても、たいして違いがない。最も大きな違いは原発をどうするかではないですか。
私どもは「原発は安全だ、原発がエネルギーコストが一番安い」と、専門家の話を信じていた。しかし、あの事故を見て、スリーマイル島の事故や、チェルノブイリの事故を勉強してみて、原発が一番安全だとか、原発のコストが一番安いだとかは、とんでもないごまかしだとわかった。今までの反省も踏まえて、これからの日本は、原発なしでやっていく世界を目指さなければならないと思ったんです。

東京オリンピック・パラリンピックを原発ゼロで成功させたいと言ったら、「なんと無責任なことを言うんだ」と、オリンピック関係者が言い出した。原発なしでオリンピックができるのかと、小泉批判を始めた。
ところが調べてみると、昨年オリンピック招致委員会はIOC委員会に向かって、「東京オリンピック・パラリンピックは原発なしでやっていける」と世界に宣伝していたじゃないですか。東京が原発なしでオリンピック・パラリンピックを成功させる。それを世界に発信させる。東京の様々な暮らし、経済活動、これも原発なしでやっていけるんだという姿を見せれば、日本は変わっていくと思います。

その力を都民は持っている。

今回の都知事選挙では多くの課題があるけれども、何を重要視するかというのは、有権者それぞれ自身の判断です。
私は原発の問題を最重要視している。やればできるほうになぜ政治が進まないのか。原発が必要だ、原発がなければ日本は発展できない、そういう人の多くの批判の一つは「小泉はそういうことを言っているけれども、対案を出さないじゃないか」というもの。
原発の問題は広くて深くて大きな問題です。原発を廃炉にするには40年50年かかるじゃないですか。廃炉の技術の研究者は、国も責任をもって育成していかなければならない。原発なきあとの地域の復興、発展はどういう産業が必要か。原発に変わるエネルギーにも、様々なエネルギーがあるでしょう、それをどうするか。
さらに原発なしで今後起こる問題というのは、私一人でできるわけないじゃないですか。また、私一人で対案を出したら、それこそ無責任なんです。政治が方向を出して、原発なしでやっていけるという方々の、知識と知恵を活かして、原発なしでやっていけるプログラムや対策を考えて、それに向かって進むべき方向を決めるべき。一人で対案を出せという方が無責任だと思う。日本には様々な良い知恵をもった方がいます。

また外国にも原発は大事な問題だと考えている人がたくさんいる。昨年11月国連の事務総長、潘基文事務総長と世界銀行のキム総裁が、国連・世界銀行は今後、原発に対する支援は行わないと発表したじゃないですか。多くのマスコミや新聞は報道しなかったけれども、よく調べてください。国連の各国でも、原発がほしいという国があるけれども、果たしてそんな危険性が高いものに国連は支援していいのかという危機感の表れだと思います。
私どもは、夢を持っている。理想を掲げるのは政治じゃないと批判する人もいます。しかし、原発ゼロで東京は発展できる、日本の経済は成長できるという姿を見せることによって、日本は再び世界で自然をエネルギーにする国なんだな、環境を大事にする国なんだな、そういう発信をする国になりうる。その夢や使命感を持って、候補者は立ち上がってくれたんです。

どうかみなさん、この大事な都知事選挙、今回の都知事選ほど都知事が誰になるのかによって、国政を動かせる政治はめったにない。必ず今の「原発がなければ日本はやっていけないんだ」という方向を、変えることができる。だから私は応援するんです。非常に厳しい戦いなのはわかっているけれども。
皆さん自身がこれからの、都政だけではない、国政に対して、本当に原発をすすめていいのか、原発なしでやっていけるのか、それを考えてもらう、そしてやはり、生き方を変えていこう、使命感を持って、昔ながらの、自然とともに、生きることを作る日本をつくろう、東京都をつくろう、こういう思いに立ち返って、みなさんのご支援をお願いしたい。心から小泉、お願い申し上げます。
Commented by tekk at 2014-01-24 13:20 x
自分は「原発即ゼロ」支持ですが、「アジアスーパーグリッド構想」には全く賛成しません。

送電コストが高くなり、発電施設も国外の遠いどこかというのは非常にリスクが大きい。

ドイツの再生エネ企業juwi社のマティアス・ヴィレンバッハーが書いた「メルケル首相への手紙」を是非読んで参考にして下さい。

再生エネは国内で地域分散化し、地域にお金を落とすものでなければ、
ますます日本は空洞化し、電気代も物価も高くなり、苦しむばかりです。

再生エネ普及が進むまで、ガス火力の継続は当然でしょうし、北方領土返還の政治的な思惑から、
ロシアとの交渉の1つとして天然ガスのパイプラインを引くのはありかもしれませんが、
再生エネの普及は、絶対に国内優先です。

よく考え直して下さい。

「メルケル首相への手紙 ドイツのエネルギー大転換を成功させよ」マティアス・ヴィレンバッハー 翻訳 滝川 薫、 村上 敦
http://blog.livedoor.jp/murakamiatsushi/archives/51819472.html
Commented by nonukes at 2014-01-24 20:17
tekkさん書き込みありがとうございます。私ももちろんあなたの言うように再生可能エネルギーの利用は地域優先です。でも、安定供給のためや融通電力を行うためには高圧直流送電線は必要だとは思います。それが他国から持ってくることになったら様々な弊害が起こる可能性はありますが。だけど、これからは中国や韓国とも電力の融通が必要になるとも思っていますし、日本から中国へ再エネ電力を販売することなどのあり得るのではないかと私は思うのですが。
確かに様々な問題がありそうですから、この構想は慎重にみなさんへお話しするようにはいたします。貴重な助言ありがとうございます。さっそく案内して頂いた書籍を買い求めて読んでみます。
by nonukes | 2014-01-24 11:07 | 脱原発選挙 | Comments(2)

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