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小坂正則の個人ブログ

「原子力事故防災対策」の市民検討会にあなたも参加しませんか

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「原子力事故防災対策」の市民検討会にあなたも参加しませんか 小坂正則

伊方原発や川内原発に玄海原発の再稼動が目前に迫っているとマスコミは伝えています。そして大分県は原子力防災計画の改訂版をこの夏に発表しました。
大分県の大分市佐賀関町がPPA圏内(放射性ヨウ素防御地域)という範囲に入っています。PPAは甲状腺がん予防のため、住民の屋内退避や安定ヨウ素剤の服用を考慮する「放射性ヨウ素防護地域」ということです。福島第1原発事故の状況から、原発から半径50キロを目安にしています。大分県は伊方から一番近い佐賀関町が当てはまります。
そこで、私たちはまず、大分県の防災計画の中身を勉強しようということで、8月26日に大分県防災危機管理課による説明会を開催してもらいました。事前に20点の質問事項を提出して、それへの回答という形と、その場で聞いたことへの疑問点など、率直な意見交換が出来ました。県庁の会場には平和センターやグリーンコープ生協や市民グループなど12名が参加して1時間30分にわたって説明や疑問点などの質疑応答を行いました。

「原子力事故防災対策」の充実を求めよう

私たちは「当面は県や市町村の原子力防災マニュアル作成作業に対して要望や提言などを出して、出来るだけ市民の声を反映したマニュアルを作らせよう」と思っています。
この作業を通して「いかにこれまでの原子力防災計画が不十分であったか」を実証して、「私たちはいくら十分な防災対策を作っても安心できる対策などできない。だから原発を動かさないことが最大の防災対策だ」ということを具体的に大分県民に示していきたいと思います。
それなら最初から「原子力防災など意味がない」と言えばすむことで、「再稼動反対の者が再稼動を前提とした防災計画を考えるのは自己矛盾だ」と言われそうですが、私は決してそうは思いません。なぜなら、ただ反対だけを叫んでいても再稼動を止めるのは難しいし、いざ原発が動いたときにはやはり防災対策は必要だからです。私は再稼動を認めるなら「少なくとも全ての大分県民に、ヘルメットと放射能防護マスクと原子力防災市民マニュアルと避難用リュックを枕元に置いて寝る」ように自治体が指導することで「原発再稼動」に臨んでほしいと思っています。原発事故が起こったらどのように対策を取るべきかという防災対策は賛成・反対を抜きにして準備しておくべきことだからです。また、一番大切なことは「原発の危険性などに無関心な市民に、事故が起きた時の避難方法や対策を常日頃から認識していもらいたい」からです。福島原発事故時にスピーディーの活用やヨウ素剤の服用の必要性などを十分に自治体や市民が認識して、それなりの計画を立てていたなら、少なくとも大勢の住民の大量被曝は免れたかもしれなかったのです。

大分県へ私たちの「原子力防災」の要望書を出しませんか

第1回の市民検討会を6日に行いました。次回の市民検討会議は13日、20日です。内容は防災対策の問題点を議論して、その解決方法を県に提案します。まずは提案内容の検討を行います。
6日の会議で上がった内容は①現段階で県の対策は具体的な中身が何も出来ていない。②原発の再稼動までには原子力防災・避難マニュアルを作ること。③国の権限の範囲の事項、ヨウ素剤の服用などについては国からの指示が来ない場合には自主的な判断を行えるなどを想定すべきだ。④マニュアルを作る前に県民向けの公聴会を開催すべきだ。⑤具体的な避難訓練を原発再稼動の前に県民参加で行う。などの中身を申し入れようと思っています。皆さんの参加をお待ちしています。

「原子力事故防災対策」の市民検討会の日程
日 時:10月13日、20日(日)12時~15時
場 所:松明楼(小坂自宅内)
連絡先:090-1348-0373(小坂)
そのた:参加自由、無料

by nonukes | 2013-10-09 19:36 | 原発再稼働は許さない | Comments(0)

  小坂正則