ブログトップ

小坂正則の個人ブログ

高レベル放射性廃棄物の地下処分で国は真っ赤なウソの約束を言い始めた

d0174710_1658736.gif

高レベル放射性廃棄物の地下処分で国は真っ赤なウソの約束を言い始めた小坂正則

これまで国は原発から出た使用済み核燃料の処分方法を核燃料再処理により、プルトニウムを取り出して、そのプルトニウムを高速増殖炉の燃料として使い、残った高レベル核廃棄物はガラス固化して、地下300メートルに埋め捨てる計画でした。しかし、高速増殖炉「もんじゅ」は廃炉が目前で、おまけに世界中で高速増殖炉計画は撤退しおり、今では日本だけです。おまけに六カ所村再処理工場も止まったままで動くこともなく、日本の核燃料リサイクル計画はとっくに破綻してしまっているのです。その上、高レベル核廃棄物を受け入れる自治体はどこもなく、地下処分のための研究所として北海道幌延町と岐阜県瑞浪市に超深地層研究所があり、そこで研究されています。しかし、両方の場所も実際に埋め捨てることは認めないという反対運動が続いています。今年に入って、鹿児島県大隅町が福島原発事故で出た放射性物質の保管場所への誘致の動きがありましたが、住民の反対で潰れてしましました。そのほか、これまで誘致運動を一部の政治家によって行おうとして地域は全国にありますが、四国の東洋町などなど全て住民運動の力で潰されています。
ましてや311以後の日本で核廃棄物を受け入れる自治体は出てくるとは私には思えません。2000年に「高レベル核廃棄物地下処分シンポジウム」という科技庁主催のやらせ集会がありました。それに私は反対派の代表(推進派は全て立派な御用学者で反対派は私のような素人だという漫画チックな国策集会でした)としてパネルディスカッションに参加したのですが、そこでも主催者は「原発に賛成反対を抜きにして20世紀の私たちは原発の電気という恩恵を受けてきたのですから、そこから出た核のゴミの処分については国民全員に責任があるのではないでしょうか」とのたもうていました。私は「水道の蛇口を開けっぱなしで、水漏れ対策を皆さん一緒に検討しましょうというのと同じだ。少なくとも私たち反対派を同席させるなら、一旦水道の蛇口を止めてからこぼれてしまった水をどう処分するかを議論するのが最低限のモラルだ」と反論しました。会場からも仲間の反対の発言などに助けられて国策集会を私たち反対派の力で大混乱?させました。会場には理学部出の仲間がいて、「活断層があるかないかは地上から確認出来る」という御用地質学者に対して「先生は地下の活断層をどうやって調べるのですか」といって反論して御用学者に赤っ恥をかかせたり楽しい国策集会でした。あれから13年経ったのにいまだにというか、やっと、ことの重要性に国は気づいたのでしょうか。

一旦、地下に埋めた高レベル放射性廃棄物は取り出すことは不可能です

今回、国が掘り出すことが出来る処分方法を検討するというのは真っ赤なウソです。なぜなら地下処分というのは300メートル地下に穴を掘って、そこには5重のバリアだとか何とか言って、何のことはないのです。セメントと最後のバリアは粘土なのです。だから最終的には粘土で完全に密閉してしまうのです。それを掘り起こすことなど出来ません。よく、「日本には炭鉱という石炭資源があるのだから、坑道をまた掘り起こして採掘すればいい」と思う方もいるかもしれませんが、一旦埋め捨てた坑道には水が充満していて、そこは二度と使うことは出来ないのです。ということは国は掘った坑道は1万年も2万年も維持管理する気なのでしょうか。それなら地下に保管しなくて地上に保管した方がよっぽど管理費が安く済むじゃないですか。なんという子供だましのウソをついているのですか。私の尊敬する増田寛也委員長(元岩手県知事)でも、そんなウソをついてはいけません。
一旦埋め捨てた所には二度と人は近づけませんし、仮に周囲を粘土で埋めることはしなくても、地下のレールや自動クレーンやアームは1万年も経たなくても50年も経てば動かなくなり、取り出すことは不可能です。そんな見え透いた真っ赤なウソをついては子どもでも騙せませんよ。ただ、この地下処分を反対派も交えて議論するというなら応じてもいいを私は思います。だって安倍首相は全く分かっていないようだし、最終的には地上で人間が管理して保管するしか方法はないのですから。でも、その前提として「全ての原発をやめる」という確約が条件ですが。






「核のゴミ」回収可能な案示す
NHK9月20日

原子力発電所から出るいわゆる“核のゴミ”を地下深くに埋めて処分する計画を見直している経済産業省は、地下に処分する計画は維持したうえで、今の計画とは異なる、埋めたあとでも回収ができる形で処分する案を、専門家の会議で示しました。

原発から出るいわゆる“核のゴミ”高レベル放射性廃棄物は、地下300メートルより深い安定した地層に埋める計画ですが、国が13年前に始めた公募による処分場の候補地探しが全く進まず、経済産業省は、ことし5月から抜本的な計画の見直しに向けた議論を進めています。
経済産業省は20日の専門家が参加した会議で、地下に処分する計画は維持したうえで、今の計画とは異なる埋めたあとでも回収ができる形で処分する案を示しました。
具体的には、いったん埋めたあとでも、将来、処分方法の安全性に問題があった場合や、毒性を下げる技術が開発された場合に、地下から回収できるようにするとしています。
“核のゴミ”を巡っては、国民の安全性への懸念が根強く、日本学術会議が去年、地震や火山が活発な日本で長期に安定した地層を確認することは難しいと指摘し、経済産業省は地下から回収できるようにすることで国民の理解を得たい考えです。
会議に参加した専門家からは「国民は国や専門家への信頼がない」「国が一方的に決めずに国民が参加した議論の場が必要だ」といった意見が出ました。
経済産業省は、新たな案の検討を期限を決めずに進めるとしています。
専門家の会議の増田寛也委員長は「きょうは国民の間に不信感があることが問題とされたので、今後詳しく議論したい。国民が参加する仕組みを考える必要はあるが、最後は政治レベルで決めざるをえないと思う」と話しました。

.核のゴミ 現状とこれまでの経緯

原発の運転に伴って発生する放射能レベルの極めて高い、いわゆる“核のゴミ”高レベル放射性廃棄物は、原発で使い終わった使用済み核燃料を再処理し、プルトニウムなどを取り出したあとに残る廃液をガラスで固めたものです。
固めた直後は、人が近づくと10数秒で致死量に達するレベルの極めて強い放射線が出るほか、影響が抑えられるまでに数万年かかることから、その処分が課題となっています。
国は平成12年に法律を作り、地下300メートルより深い地層に埋めて最終的に処分する計画を打ち出し、全国の自治体から候補地を募りました。
しかし、これまでに応募したのは平成19年の高知県の東洋町だけで、その東洋町も住民の反対などによってすぐに応募は撤回され、その後、具体的な動きはありません。
核のゴミは、青森県六ヶ所村の施設に合わせて1700本余りが一時的に保管されているほか、全国の原発などには、およそ2万5000本分に相当する使用済みの核燃料がたまっています。
一方で、核のゴミの処分は日本と同様に原発を利用する世界各国でも大きな課題になっていて、現在、原発を利用している31の国と地域のうち、処分場の建設場所が決まっているのはフィンランドとスウェーデンの2か国だけです。
このほか、フランスでは事実上の処分地を選んでいますが、イギリスでは処分場の誘致に関心を示していた自治体が5年間の議論の末にことし1月に撤退したほか、アメリカでも自治体の反対で計画がストップし、ことし1月に35年後の処分開始を目指した新たな計画が公表されたばかりです。
Commented by K Ohoki at 2014-01-22 06:56 x
六ヶ所村の色白生娘
御名主様に見初められ
予て評判の器量よしならば
御領主様に差し出され
美旗なびかす伴揃い
輿の行く手のその後は
稲穂ぁ黄金に海ゃ銀の波
雪が砂糖と降りしきり
笑顔溢れる喜びの
末代までの家宝村
宴に交わす杯に
頬を染めつもうたた寝た
夢に現わる大鴉
白無垢覆う黒羽を
開いて一声天に鳴く
宴の後の六ヶ所に
低く暗雲垂れ込めて
笛や鼓もやませと代わり
先祖の開く開墾の
今更苦労をうかがえど
荒れて戻れるみちもなく
..................................................

この国の私たちは どうやら とんでもないことを しでかしたようです。
この先 暦の続く限り 悔いを遺し 詫びて済まぬことを知りつつ 
仕方ねぇやと生きてゆくのでしょうか。
せめて 恐ろしい種を 根絶やしにしたいものですね。
(尚 上記の唄は http://0bbs.jp/thundergate/ 未完 叩き台の状態)
by nonukes | 2013-09-21 16:58 | 脱原発大分ネットワーク | Comments(1)

  小坂正則