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小坂正則の個人ブログ

「大飯原発の断層は活断層ではない」と決まったわけではない

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「大飯原発の断層は活断層ではない」と決まったわけではない
小坂正則


9月2日に開かれた大飯原の断層を専門家が評価する原子力規制委員会の会議で「活断層ではない」と決定したとマスコミは伝えていますが、実際は次の会合で決まるということですが、杉原浩司さん(福島原発事故緊急会議/緑の党・脱原発担当)によると「大飯原発破砕帯調査について、報道では、評価会合において委員が、F-6破砕帯は活断層ではないで一致したかように流れていますが、事実ではありません。関電がF-6だと主張する破砕帯について、それが本当にF-6を捕まえているのかという点で、委員からは相変わらず疑問が出ている状態です。次回、規制庁から評価書案が出ることになっていて、今日の評価会合で委員の態度表明はありませんでした」と伝えています。諦めずに東洋大学渡辺教授などの訴えを応援して行きましょう。これまで原2度に渡って大飯原発では現地調査が実施さてましたが、F-6断層が「活断層」か「地滑り」かで意見が分かれたため、関西電力が3号機近くに新たな溝を掘って今回の現地調査になったものです。F-6断層は、真上に原子炉を冷やす海水を取り込む重要な配管があるため活断層だと3号機と4号機は廃炉になる可能性が大きかったのです。そのため関西電力は、3号機の南側に長さおよそ70メートル深さおよそ40メートルの小さなトレンチを掘って、関西電力は海外の学者による独自調査をして7月には「活断層ではない」という見解を示していたものです。
しかし、「このトレンチは本当にF-6断層につながっている断層なのか」と東洋大学の渡辺教授は疑問を投げかけています。第一活断層ではあってはならないと願っている関西電力が活断層と断定されるような場所を掘り返すだろうか。
まず、渡辺教授は「北側にわずか40メートルしか掘っていないのが身近すぎる。もっと長く掘り返すべきだ」などと指摘。調査は関電に任せるのではなく、第三者である規制委員会が掘る場所など全ての権限をもって調査しなければ公正な調査にはならないではないか。
また、「広瀬隆氏は活断層を調査そのものが馬鹿げている」と指摘しています。地上に出ているのは活断層のほんの一部に過ぎず大半の活断層は地下に潜っていて見えない所にたくさんの活断層が隠れているというのだ。岩手県で山が1つ完全に陥没した地震があったことなどから考えたら、地上の活断層も重要な要素であったとしても、それが13万年前に動いたか動かないだけで安全を証明できるものではない。特に今回の調査結果には政治の力が加わったのではないかと疑われている。専門家の委員へ政治的な圧力がかかったのではないかと。特に京都大名誉教授の岡田篤正氏は元原子力委員会委員というくせ者。それに産業技術総合研究所の重松紀生さんは岡田さんの金魚の糞のような方のようだ。信州大准教授の広内大助氏や、東洋大教授の渡辺満久氏は一貫してF-6断層は活断層だと指摘していました。

 ◆大飯原発調査団メンバー
 ◇島崎邦彦氏
 原子力規制委員長代理。東京大名誉教授。日本地震学会、地震予知連絡会の会長を歴任
 ◇岡田篤正氏
 京都大名誉教授。日本活断層学会初代会長を務め、阪神大震災後に主要な活断層調査を先導
 ◇重松紀生氏
 産業技術総合研究所活断層・地震研究センター主任研究員。断層のずれで形成される特殊な岩石が専門
 ◇広内大助氏
 信州大准教授。変動地形学が専門で本州中部の活断層調査経験が豊富
 ◇渡辺満久氏
東洋大教授。日本活断層10+件学会監事。敦賀原発など複数の原発周辺の活断層調査の不備を早くから指摘
by nonukes | 2013-09-04 21:46 | 原発再稼働は許さない | Comments(0)

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