ブログトップ

小坂正則の個人ブログ

小泉純一郎を先頭に脱原発の国民運動を巻き起こそう!

d0174710_1123688.jpg

安倍首相真っ青? 小泉純一郎「総理が決断すりゃいい」と脱原発宣言
日刊ゲンダイ2013年8月27日

26日の毎日新聞の政治コラムが、官邸を困惑させている。小泉純一郎(71)が「脱原発」を公言しているからだ。安倍首相は「困った」と頭を抱えているに違いない。
 小泉元首相は、インタビューに〈原発ゼロしかない〉〈今ゼロという方針を打ち出さないと将来ゼロにするのは難しい〉〈総理が決断すりゃできる〉と「脱原発」の持論を全面展開。〈「原発を失ったら経済成長できない」と経済界は言うけど、そんなことないね。昔も「満州は日本の生命線」と言ったけど、満州を失ったって日本は発展したじゃないか〉と、原発推進派をバッサリ切り捨てているのだ。
「脱原発は小泉さんの持論です。3・11の直後から唱えていた。しかし官邸周辺は、タイミングが悪すぎると苦り切っています。汚染水が問題になり、ただでさえ国民の原発嫌悪の意識が強まっている。しかも、百年に一度の猛暑でも電力不足にならず、原発不要を証明してしまった。小泉元首相に脱原発を公言されたら、世論がどんどん強まりかねないというわけです」(官邸事情通)

 官邸にとって厄介なのは、自民党内にも“脱原発派”が少なくないことだ。自民党の「福島原発事故究明」小委員会は、「使用済み核燃料の最終処分法が確立するまで、原発の新規建設は見送るべき」という提言をまとめている。
「財界に応援されている安倍首相は、本当はいますぐ原発を再稼働したい。でも、国民から批判されたくない。そこで再稼働の判断はすべて〈原子力規制委員会〉に委ねるつもりです。もちろん、官邸の意向は伝えます。でも、自分では判断しない。なにを言われても『規制委員会の判断ですから』と逃げるつもりです。なのに、小泉元首相に『総理が決断すりゃできる』とクギを刺されてしまった。マイッタと思っているはずです」(政界関係者)
 このタイミングで脱原発を言い出した小泉の魂胆も知れたものではないが、汚染水をどうするのか、再稼働するのか、野党は徹底的に安倍首相を追及し、逃げを許してはダメだ。

小泉純一郎の「原発ゼロ」毎日新聞2013年08月26日

脱原発、行って納得、見て確信--
今月中旬、脱原発のドイツと原発推進のフィンランドを視察した小泉純一郎元首相(71)の感想はそれに尽きる。
三菱重工業、東芝、日立製作所の原発担当幹部とゼネコン幹部、計5人が同行した。道中、ある社の幹部が小泉にささやいた。「あなたは影響力がある。考えを変えて我々の味方になってくれませんか」
 小泉が答えた。
 「オレの今までの人生経験から言うとね、重要な問題ってのは、10人いて3人が賛成すれば、2人は反対で、後の5人は『どっちでもいい』というようなケースが多いんだよ」
 「いま、オレが現役に戻って、態度未定の国会議員を説得するとしてね、『原発は必要』という線でまとめる自信はない。今回いろいろ見て、『原発ゼロ』という方向なら説得できると思ったな。ますますその自信が深まったよ」
 3・11以来、折に触れて脱原発を発信してきた自民党の元首相と、原発護持を求める産業界主流の、さりげなく見えて真剣な探り合いの一幕だった。
 呉越同舟の旅の伏線は4月、経団連企業トップと小泉が参加したシンポジウムにあった。経営者が口々に原発維持を求めた後、小泉が「ダメだ」と一喝、一座がシュンとなった。
 その直後、小泉はフィンランドの核廃棄物最終処分場「オンカロ」見学を思い立つ。自然エネルギーの地産地消が進むドイツも見る旅程。原発関連企業に声をかけると反応がよく、原発に対する賛否を超えた視察団が編成された。
 原発は「トイレなきマンション」である。どの国も核廃棄物最終処分場(=トイレ)を造りたいが、危険施設だから引き受け手がない。「オンカロ」は世界で唯一、着工された最終処分場だ。2020年から一部で利用が始まる。
 原発の使用済み核燃料を10万年、「オンカロ」の地中深く保管して毒性を抜くという。人類史上、それほどの歳月に耐えた構造物は存在しない。10万年どころか、100年後の地球と人類のありようさえ想像を超えるのに、現在の知識と技術で超危険物を埋めることが許されるのか。

 帰国した小泉に感想を聞く機会があった。
 --どう見ました?
 「10万年だよ。300年後に考える(見直す)っていうんだけど、みんな死んでるよ。日本の場合、そもそも捨て場所がない。原発ゼロしかないよ」
 --今すぐゼロは暴論という声が優勢ですが。
 「逆だよ、逆。今ゼロという方針を打ち出さないと将来ゼロにするのは難しいんだよ。野党はみんな原発ゼロに賛成だ。総理が決断すりゃできる。あとは知恵者が知恵を出す」
 「戦はシンガリ(退却軍の最後尾で敵の追撃を防ぐ部隊)がいちばん難しいんだよ。撤退が」
 「昭和の戦争だって、満州(中国東北部)から撤退すればいいのに、できなかった。『原発を失ったら経済成長できない』と経済界は言うけど、そんなことないね。昔も『満州は日本の生命線』と言ったけど、満州を失ったって日本は発展したじゃないか」
 「必要は発明の母って言うだろ? 敗戦、石油ショック、東日本大震災。ピンチはチャンス。自然を資源にする循環型社会を、日本がつくりゃいい」
 もとより脱原発の私は小気味よく聞いた。原発護持派は、小泉節といえども受け入れまい。5割の態度未定者にこそ知っていただきたいと思う。


原発の袋小路から抜け出すには超党派の脱原発運動が必要
小坂正則

私が大嫌いだった、小泉純一郎元首相が311福島原発事故直後の2011年5月28日、地元での講演会で次のように話した。
東京電力福島第一原発の事故について「日本が原発の安全性を信じて発信してきたのは過ちだった」と話した。日本食育学会・学術大会の特別講演。演題は「日本の歩むべき道」。小泉元首相は「原発が絶対に安全かと言われるとそうではない。これ以上、原発を増やしていくのは無理だと思う」と続けた。また、日本が1970年代の石油危機の教訓から石油燃料への依存を減らしてきたとも指摘し、「原発への依存度を下げ、世界に先駆けて自然エネルギーを推進しないといけない」と訴えた。それから上の記事のように脱原発を声高に訴えるようになった。

さて、労働者派遣法を通したり、郵政民営化や「自民党をぶっ壊すと」言って自民党を圧勝させた小泉元首相には怨念のある方が多いのではないだろうか。また、彼が総理大臣だった頃のことを捉えて、「小泉純一郎に脱原発を口にする資格なし」と批判する方々もいる。しかし、それでは原発は止められないし、止まらない。311はそれまで原発を推進してきた人間たちをもこのままでは日本がダメになると悟って「脱原発」を語りはじめたのなら、それで十分ではないか。共産党だって311以後に方針転換したのだから。彼ら以前は「資本主義の原発は危険だが社会主義の原発は安全だ」とか言ってたし、「脱原発は科学を否定する考えだ」と言って私たちを批判していた。小沢一郎氏だってそうだし、泉田新潟県知事だって311以後、あれほど強固な「再稼働」を認めない急先鋒になっているのだから。ソフトバンクの孫さんだってそうだ。原発を止めるには思想信条を越えて大きな国民運動を構築しなければ勝ち取れない国の根幹をなす政策課題なのだから。

再稼動が目前のいま出来ることは

このままでは再稼動が現実のものになってくるだろう。それを止められるのは総理大臣か圧倒的な勢力の自民党の決断しかない。そのための唯一の方法は秋に安倍首相が消費税導入を認めて、景気の腰折れと安倍首相の支持率が大きく後退して、安倍に変わる対抗馬が自民党から出て来る可能性があれば、その対立軸は原発とエネルギー政策になる可能性がある。だから私たちは今こそ左右を越えた国民的な大議論を巻き起こさなければならない。自民党の中にも脱原発派が芽生えて来つつある。政財界を巻き込んでの大論争にしなければ、このままでは経産官僚や電力会社に操られている安倍の思うつぼだ。小泉元首相を先頭にして脱原発運動を左翼運動から広範な人々が支持し参加するが国民運動に広げなければならないのではないだろうか。ちなみに私は参院選で敗北した「緑の党」に所属しているのだが、緑の党は左翼でもなければ右翼でもない。一歩でも前に政治を進める政党なのだ。だから私のようなどちらでもない者だからこそ大胆な提案ができるのだと私は確信している。
Commented by wer at 2013-09-02 18:05 x

>311はそれまで原発を推進してきた人間たちをもこのままでは日本がダメになると悟って
>「脱原発」を語りはじめたのなら、それで十分ではないか。

全く同感です。

26日の毎日新聞の記事以降、ネット上のあちこちを見ていましたが、
池田信夫のような原発推進派が小泉元総理の「原発ゼロ」を必死にスルーする中、
むしろ小泉発言を拒否しようと、一部の脱原発派の人々が動いているのはがっかりして見ていました。

3.11の震災からの原発事故は、それ以前の主義主張を覆すに充分な大災害であり、
転向した人は受け入れる度量が必要でしょう。

小泉元総理は非常に発言力のある人物なので、さらに積極的に「原発ゼロ」へ向けて活動してくれるといいですね。
Commented by nonukes at 2013-09-03 11:47
書き込みありがとうございます。小泉元首相を批判する人たちに中に、「311以後彼が脱原発を宣言したのに、その後何の行動も取っていないから信用ならない」と言う方もいます。私もその意見にも一理あるとも思います。だから彼が「原発から撤退」と言ったから、それ!小泉に続けとは言いません。ただ、そんな人間をも巻き込めなければ勝利はないということだけは確かです。排除の論理ではなく連帯の論理でやっていくしか私たちには何の手段もないように思うのですが?
Commented by wer at 2013-09-24 14:58 x
自分もまだ入手していないのですが、
エコノミスト9/24号にもっと詳しい記事が載ってるそうです。

小泉元首相の「原発ゼロ発言」。今週号の『エコノミスト』でさらに詳しく紹介されています |藤野やすふみ(日本共産党 衆議院北陸信越ブロック 比例代表)
(urlは上に入れました。)


(山田)「再稼働も反対ですか?」

(小泉)「安全なものは動かせって言うけど、それだってゴミ(核廃棄物)が出るんだよ。それ、どうしてわかんねえかな。

そもそも、野田総理の収束宣言が間違いだった。
あの時もオレ、講演で批判したんだよ。
だいたい、あの水(汚染水)何だよ、あれ。」
Commented by Yoji at 2013-10-15 20:04 x
共産党だって311以後に方針転換したのだから。彼ら以前は「資本主義の原発は危険だが社会主義の原発は安全だ」とか言ってたし、「脱原発は科学を否定する考えだ」と言っていたとのことですが、知りませんでした。どこに書いてあるのでしょうか。資料を拝見したいです。よろしくお願いします。
Commented by nonukes at 2013-10-16 10:05
yoji様

書き込みありがとうございます。私はチェルノブイリ原発事故以後、反原発運動をやっていましたが、反原発の市民運動をやっている仲間に共産党はいませんでしたね。だって、彼らは原発は正しいと言ってましたから。私ら原発反対派を非科学的な時代錯誤だと言ってました。
チェルノブイリ原発事故後国会の議論でも、原発建設反対運動は地域エゴだと発言してます。だから現地の反対派の方々は共産党を嫌ってました。だからといって私は今の共産党がだめだとは言いません。変わってくれれば共産党でも小泉さんでも同じです。
ウィキペディアより
1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故の時点では、原子力の危険性を指摘しつつも平和利用は肯定しており、技術革新によってより安全な原発を目指すという立場を取っていた。そのため、原発推進を批判する一方で、社会党などの完全な脱原発論に対しても批判していた[31][32]。

Commented by nonukes at 2013-10-16 10:06
yoji様きです

1987年12月11日 第111回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第1号 小笠原貞子の質問参照

私たちとしては原子力絶対反対だという立場をとっていない。原子力は当然新しい問題をいろいろ出しているけれども、原子力の発見というのは新しいエネルギーを得たことになり、有効利用の可能性ということを考えると、これをもう全面的に否定だという硬直した考え方は私たちは間違っていると思うのです。共産党としては、だからそれですべていいというのではなくて、やっぱり原子力に対しては自主性、民主性、公開ということをよく言っております。
 
Commented by nonukes at 2013-10-16 10:08
yoji様 続きの2

原子力の平和利用というこの原則、これをしっかり守っていかなければならない。安全性確保の原子力開発政策というものに今のものから転換させることと、その規制を十分行うということが必要だ。そこで初めて人類に役立つ原子力というものになるんだと言わざるを得ないと思うのです。それを特に私はきょう改まって強調するのは、これまた先ほどから言われていると九年のスリーマイル島の事故、そして八六年でしたね、チェルノブイリ、このことが最大の教訓だと言わざるを得ないと思うのです。
Commented by nonukes at 2013-10-16 10:09
 
yoji様 続きの3

そういう教訓から、これも先ほどから出ていました、外国においてもう原子力はつくらない、今やっているのもストップだという国が一国や二国じゃなくて国際的にもそういう流れになっている。では国内ではどうなんだというので、私が目についたのは、朝日新聞で去年の八月六日、七日に調査しているんです。そこでこうなっておりました。
 原発の推進に賛成というのが三四%だったのが反対四一%、こうなっております。これ五十三年の調査から初めて反対が賛成を上回ったということは、原子力発電所の安全性というのがまだ本当に不安だということをやっぱりあらわしていると思うのです。そして自分の住んでいる近くに原発が建設されることに反対だというのは、これまたちょっとエゴみたいなところがあるけれども七五%は反対だと。
Commented by ene! at 2013-12-13 12:24 x
首相を経験された小泉さんが、原発ゼロの方向性を
打ち出したのはプラス評価します!!

しかし、それでは、元首相を務められた方のやる事では
ないと思います!

返って、無用な恐怖感を煽り、社会を混乱させ、不況のどん底に
落とし込める結果を生んでしまいます!!

元首相まで務められた程の大きな人物であれば、
発電の燃料を国内で不要不急の資源を全国民が
力を合わせて、掻き集め、地域分散型の発電所を
多く建設し、発電所を稼働させる運動を仕掛ける所
までやって初めて、真のプラス評価に値します!!
Commented by ene! at 2013-12-13 12:27 x
昔、日本で金属回収令を実行したように。
今の日本には、当時と違い、捨てられているエネルギー
資源が溢れています!!

Commented by ene! at 2013-12-13 12:27 x
木材・竹材・石油由来のプラスチック製品・側溝から吹き出す
天然ガス・・

そもそも、今、これだけの反対にも関わらず、原発再稼働が
即必要だ!と言われている原因は、電力不足ではなく、
燃料費の高騰です!!

9割以上も輸入に頼る日本では、原発停止で化石燃料の
需要が高まる事を見越した価格高騰が続いています!

その結果、原油価格高騰は、ガソリン・軽油価格高騰にも
波及し、物流に不可欠な車両燃料費の高騰も発生させて
います!!

Commented by ene! at 2013-12-13 12:28 x
反面、プラゴミの増大は、日増しに深刻化している!
このプラゴミの多くからガソリンや軽油も製造出来るのに
ただゴミ処理させ、地球環境を汚染している!

Commented by ene! at 2013-12-13 12:29 x
又、脱原発デモ・集会に何万・何十万もの人数が、
集まっているのに、何故、飲食店で使った割り箸一つ、
集めて、木質バイオマスガス化発電の燃料に使おうと
しないのでしょうか?

Commented by ene! at 2013-12-13 12:30 x
目の前にある資源を最大限使おうとせず、太鼓や笛などを
鳴らして声を枯らして騒いだって、燃料費上昇という問題点は
解決出来ません!

100円ショップでも、ホームセンターでも、リサイクルショップでも
割り箸等の木材・竹材製品は、沢山販売されています!
少し、供給過剰なくらいです!

どんどん使って、回収して、ガス化発電の燃料として使う!

すのこもまな板も木製のものを使い、古くなったものは、
回収して、燃料に使う!

木製のものを使う量を増やす事は、石油消費量を減らす事に
繋がる!石油輸入量も減らせる!

小泉さんの支持者たちは、原発ゼロを即時、実行すると言うなら
即時、この取組を実行させなければなりません!!

理屈は全く不要です!!
実行あるのみです!!

実行しないなら、原発ゼロは迷惑な無責任発言に終わります!

因みに、石炭ガス化発電やメタンハイドレード・地熱発電・
コンバインド発電・・・などは、巨額なお金や巨大な組織を
必要とするので、すぐに出来るという事はないでしょう。

でも、目の前で使った割り箸一つ、プラ容器一つを集めて、
加工する・・という行為なら、すぐ着手出来る筈です!
Commented by ene! at 2013-12-13 12:31 x
何万・何十万人・何百万人・・・も集結して、その目の前の
割り箸1本も集める事が出来ないのなら、原発は、永久に
ゼロには出来ないでしょう。

それに、ゼロにすべきではない!

割り箸1本・・・集める事は、幼稚園児でも出来ます!!
それが何十万人・何百万人分集まれば、巨大な量になる!

反対に、ゴミは、瞬く間にゼロに近づく!
by nonukes | 2013-08-30 11:06 | 原発再稼働は許さない | Comments(15)

  小坂正則