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小坂正則の個人ブログ

日本未来の党を支持・応援するように訴えたことをお詫びいたします

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日本未来の党は総選挙の当選目的による談合組織でしかなかった
小坂正則

本日の朝のニュースで滋賀県知事が「日本未来の党は分党して、小沢派と阿部知子氏が2つに別れてそれぞれ違った政党になる」と記者会見をしました。私はそのニュースを聞いて腰が抜けるほど驚きました。ついでに亀井静香氏はさっさと未来の党を離党したと報じていました。氏曰く「未来の党に未来はない」と記者へ捨て台詞を吐いて立ち去ったそうです。
「いったいこりゃ何だ?そんな有権者をバカにした行動が許されると思っているのか」と私ははらわたが煮えくりかるほど怒りが湧いてきました。未来の党は比例区で340万票余りを得票したと報道されていました。そのほか小選挙区でも多くの方が未来の党に期待して投票したと思います。彼らは未来を信じて投票したのでしょうが、その投票行動は「1日も早く原発を止めたい」という願いを、この党が叶えてくれるのではないかと期待したのです。そんな脱原発を願う人々の切実な想いを完全に裏切ったのです。私はそんな未来の党の議員は全員議員辞職をするべきだと思います。なぜなら、「選挙の当選目的のためだけに集まった彼らとはいったい何だったのか。そこまで国民をバカにして国会議員が務まるとでも思っているのか」と言いたいからです。

日本未来のを支持した私にも責任の一端はあると思っています

私も衆院選の告示前に結党した日本未来の党に大きな期待をしました。その理由として、共産党や社民党を支持しない保守、中道の市民の受け皿に未来の党がなる可能性があることと、維新の会が脱原発をかなぐり捨てて国民を裏切ったのに、真の第三極として未来の党が大きく伸びる可能性があると期待したからです。しかし、私は元々「緑の党」のメンバーですから、他の組織を応援するというのはよほどお人好しか、政策的な協定を結んでから初めて行動するべきことではあったのです。「緑の党」は全国協議会で「未来の党などを応援する」と決定しました。だから緑の党中央本部の決定にも少なからず有権者へお詫びをするべきだと思います。

40年の歴史と世界90カ国に仲間がいる緑の党でなければこの国を変えることはできない

これはいいわけではないのですが、私は最後まで「小選挙区で緑の党の独自候補を立候補させろ」と党内では訴えてきました。「よその党を応援するのは緑の党らしくていいけど、自分たちの党が世界で一番素晴らしと思っている党員がなぜ自分たちの選挙をしないのか。または出来ないのか」そして、お金がないのなら私は周りの方々に供託金をみんなで集めようと訴えて、共同代表の男女2人が出るように全国協議会の場にも意見書を出して要求しました。結果的には無視されましたが。
なぜなら、急に出来た未来の党がどこに行くのかも分からないからです。緑の党は確固とした理念や実績があります。自民党は中身は別として保守政党として一貫しています。共産党は革新政党として一貫しています。それに比べて民主党などはふらふらしてどこへ行くか分からない中途半端な政党だからです。しかし、緑の党は環境政党として誰にも負けない真の第三極としての実績や理念があります。まさに私たちは右でも左でもなく、経済成長第一の使い捨ての新自由主義の保守政治ではなく、だからといって共産主義が次の社会体制だとも考えていない、地球上の全ての生命を大切にする環境政党なのです。だからこれからの政治や選挙は私たちこそが唯一この社会矛盾を解決できる政党であるという自信を持って、これからの選挙や政治行動をやっていくことを改めて皆さんにお約束いたします。
by nonukes | 2012-12-28 00:59 | 脱原発選挙 | Comments(0)

  小坂正則

by nonukes