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小坂正則の個人ブログ

志賀原発直下にも活断層。原子力保安院がわざと無視する!

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志賀原発直下に活断層か、国が見落としの疑い
(2012年7月17日読売新聞)


 北陸電力志賀原子力発電所1号機(石川県)の原子炉建屋直下に活断層がある可能性が、経済産業省原子力安全・保安院の調査で分かった。
 北陸電力への設置許可(1988年)を再検証したもので、当時の国の審査は「活動性がない」と存在を否定しており、見落とした可能性が高い。保安院は17日に専門家による意見聴取会を開いたうえで、詳細な掘削調査を指示する方針だ。志賀原発の再稼働が遅れるのは必至で、北陸電力は冬場に向けた代替電源の手当てを迫られそうだ。
 原子炉建屋直下に活断層がある可能性が指摘されるのは、今年4月の日本原子力発電敦賀原発(福井県)に次いで2例目。活断層の存在が確認されると「重要施設を活断層の上に設置できない」とする国の基準に反する恐れがある。
 保安院が問題視するのは、1号機原子炉建屋の南西角の地下を走る亀裂を埋めた薄い地層(長さ約300メートル、深さ約250メートル)。設置許可申請時に、北陸電力は、亀裂は活断層ではなく地下水などによる浸食作用で生じたと断定。国の審査も疑問を挟まなかった。その後、99年の2号機設置許可時、2006年の耐震設計審査指針改定に伴う周辺活断層の再評価(09年の中間報告)でも問題にならなかった。

日本の原発で活断層の影響を受けない原発はない
小坂正則

原子力保安院は敦賀原発に次いで志賀原発も再調査を行うと発表しましたが、その前に大飯原発の破砕帯の調査を先にすべきです。この破砕帯は活断層の可能性が非常に高いと東洋大学の渡辺教授が指摘している原発だからです。そして現在稼働中の原発だからです。「1週間も止めてボーリング調査をすればすぐ分かる簡単な調査だ」と渡辺教授は話しています。また、渡辺教授によると「地震学者には活断層かどうかの判定はできない。地震学者は活断層の有無は素人に過ぎない。活断層を判定するのは地質学者だ」と政府の原子炉設置許可を下した地震学者を痛烈に批判しています。野田首相は「大飯を動かさないと計画停電ならまだしも大停電が起きる」と私たち国民を脅して大飯原発の再稼働を強行しましたが、昨日の猛暑日も何の電力不足も起きませんでした。関電管内は十分電気が足りるどころか余って困るくらいの80%そこそこの設備利用率だったようです。今日も全国で猛暑日が続くようですが、九電も電力に十分余裕があるとテレビは伝えています。「計画停電の可能性がある」や「産業界がつぶれてしまう」や「日本から企業が逃げてしまう」と言ったのは、あれはなんだったのでしょうか。全くのでっち上げだったことが、もうすぐ証明されます。
大飯原発の活断層調査を要求しよう。本日安全保安院にて大飯原発直下の活断層に対する学識経験者による調査会が開かれています。昨日の17万人以上の思いで活断層調査を実施するように声を挙げましょう!

ニュースステーション 大飯原発の下に活断層 関西電力が資料紛失

滋賀の皆さんは大飯原発の活断層調査を実施を関電へ申し入れしてくれるように滋賀県知事に要望書を出しています。大飯の再稼働については私たち原発反対派だけではなく、原子力安全委員会の斑目委員長も「1次調査だけでは不十分であり、2次調査の必要がある」と疑問を投げかけています。

             要 望 書           2012年7月12日

滋賀県知事 嘉田由紀子 様

                           脱原発・滋賀☆アクション
                           代表 峯本敦子
 
 日頃の貴職の県民の生活を守る取り組みに敬意を表します。
 福井県の関西電力大飯原発3号機は今月1日に再稼働され、9日にフル稼働に到達しました。
 これに対し、先月29日、首相官邸前には15万人以上の人が、大阪の関西電力本社前には2千人以上の人が集まり、再稼働反対の声を上げました。再稼働への市民の強い怒りは日に日に高まっています。
 大飯原発の敷地内に「活断層の疑いが極めて高い」断層(破砕帯)が存在するという新たな問題では、多くの専門家が「現地調査が必要」と指摘しています。渡辺満久東洋大教授、鈴木康弘名古屋大教授など以前から問題を指摘してきた専門家だけでなく、国の「地震・津波に関する意見聴取会(活断層関係)」委員の杉山雄一氏や斑目春樹・原子力安全委員会委員長も再評価すべきと発言しています。原発は活断層上に建設してはならないと定められています。このような新たな事実が指摘されているのに、徹底した現地調査もされないまま大飯原発が再稼働されたのです。
自治体の責務は、住民の命と財産を守ることです。知事は、「電気が足りないから臨時稼働を」などと言っている場合ではありません。「再稼働を止め、直ちに徹底調査を。調査実施まで再稼働すべきではない。」と意見することこそが滋賀県知事のなすべきことではないでしょうか。今からでも遅くはありません。知事におかれましては、滋賀県がまさしく当事者として、放射能汚染から近畿の水源である琵琶湖の水と県民の命と生活を守るため、大飯原発の再稼働に反対する立場を貫いていただきたく以下の事項を強く要望いたします。

                     記

1.嘉田知事は再稼働容認の発言を撤回してください。
2.嘉田知事は大飯原発3.4号機の再稼働をすぐに止めるよう、国と関西電力に要請してください。
3.F-6断層の現地調査を即刻行うよう、関西電力に要請してください。


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by nonukes | 2012-07-17 12:18 | 原発再稼働は許さない | Comments(0)

  小坂正則