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小坂正則の個人ブログ

原発スイシンジャーに対抗する小出裕章氏



http://www.youtube.com/watch?v=9FiwgKYdwrg&feature=player_embedded




原子力ムラに宿敵現る

2012年4月30日20面 東京新聞こちら特報部より


原子力ムラを皮肉る内容で話題を呼んだお笑い動画
「絶対!原子力戦隊スイシンジャー」の新作に、京都大学原子炉実験所の小出裕章助教が登場した。
ムラの平和を守る”ヒーロー”達に敵対する反原発勢力の「怪人」という設定だ。
スイシンジャー達が繰り出す原発推進論と真正面から対決している(中山洋子)

「スイシンジャー」新作動画

動画は黒衣の「怪人反原発男」と小出助教扮する「怪人小出男」がお茶を飲んでいる場面から始まる。

「スイシンジャーどもは原発を再稼働しようと必死だな」と切り出す反原発男に
「あきれたことで」と同意する小出助教。
そこへ、戦隊ヒーロー風のコスチュームに身を包んだ3人組が登場。
「怪人小出男!なぜそんなに貴様は原発に反対する!」と攻め立てる。

この新作は今月初旬、インターネット上の動画サイトに投稿された。
すでに7万回も視聴され、話題を呼んでいる。

スイシンジャーとは原子力ムラを擬人化した
「東電レッド」
「経産省ブルー」
「マスコミホワイト」
からなる”ヒーロー”で、よってたかって怪人反原発男をやっつける設定。
原発の安全神話に異を唱える声を押しつぶしてきた原発政策を揶揄する作品は、
こちら特報部(2月12日付)でも紹介した。

手掛けたのは、首都圏の若手お笑い芸人らでつくる反原発コント集団
「尾米タケル之一座」。
震災後、中洋人さん(33)が呼び掛け、俳優の堀口敬巧さん(36)、後輩芸人のタケカワユキヒロさん(29)、
音大出身のお笑い芸人のさかぐちそうさん(33)の四人で結成した。
2,30代にも関心を持ってもらう脱原発のお笑いを目指し、コント作品を作り続けている。
今回、スイシンジャー作品を小出助教も見ていたことがきっかけで、出演が実現した。

「先月東京の集会に来ていた小出さんに冗談半分で『今度やっつけに行っていいですか』とあいさつすると、
『いいですよ』と応じてくれた」と中さん。

怪人・小出「再稼働あきれた」

スイシンジャーの3人組(左)と対決する怪人役の小出裕章氏(右から2人目)動画より

約23分の作品の中で三人組は
「放射能はそんなに危険じゃないだろ」
「(福島県放射能アドバイザーの)山下俊一先生は笑ってたら放射能は効かないと言っている。アハハハハ」
「電気が足りなくなる」
などと矢継ぎ早に主張。
これに対し小出氏は
「100ミリシーベルト以下でも被ばくすると危険があるのは世界の常識」
「火力と水力がちゃんと動けば電気なんか足りる」
と丁寧に反論。

「40年間原発を止めたいと思い付いた事は何でもやってきたが、できないでここまで来てしまった」
と誠実に語りながら、反原発男とエールを送り合う場面も。

動画サイトでも
「傑作!」
「小出先生の説得力すげー!」と好評だが、
小出助教の「せりふ」は全部即興という。

「多忙な小出先生が裂いてくれた1時間で全ての撮影をすませた。
先生には『論破して下さい』とだけ頼みました」(中さん)
着替えの時間も惜しかったので、コスチューム姿で尋ねたという。
一発勝負の撮影だったが、

中さんは
「脱原発を貫いてきた小出先生の言葉の重みに感動して、本番中やのに役を忘れた瞬間もあった」

小出助教は、
「恥ずかしかったが、反原発を考える若い人たちの感性を伸ばしてもらいたい。
それを思うと、どうって事はない」と話した。
by nonukes | 2012-05-04 13:10 | 原発再稼働は許さない | Comments(0)

  小坂正則