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小坂正則の個人ブログ

九電大分支店へ玄海4号機の再稼働に抗議の申し入れ

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私たちは福岡へ行った母親たちに連動して大分支店へ

玄海原発4号機を11月1日の夜に急遽運転再開した九州電力本店へ、大分の母親たちが2日の13時に抗議の申し入れに行きました。3人の母親に小学生3名を含む子どもたち4名などです。
私たち大分に残ったものたちでも何かできないかと考えていたのですが、大分ならすぐ行けると思い立ち、仲間に声をかけたら、7名の仲間が集まって九電大分支店へ2日の16時に要請文を持って集まりました。脱原発大分ネットワークの申し入れと、畑のレストランの稲田由美子さんのも仕入れ書の2つを読み上げ、手渡しました。相手は九電大分支店広報グループ長の白石さんに副グループ長の大林さんでした。そのほかの方はそれぞれ自分の言葉で申し入れを行いました。

九州電力社長様 社員の皆様

以前、「どうか再生可能エネルギーの社会を子どもたちに残してほしい」と、お願いに伺った稲田と申します。あれから半年経ったいまも、福島の事故の収束もままならず、多くの人が大分にも移り住んでいます。幼い子どもを連れ、住み慣れた土地を離れ、友人と別れ、それでも九州なら、九州ならと一縷の望みを胸に新しい生活をはじめている方がたくさんいます。それなのに、それなのに…。どうか玄海4号機を動かさないでください。これ以上、生命を脅かし、未来への責任が取れないようなことはやめてください。希望を持って九州に来た方々のためにも、どうか九電さん、再生可能エネルギーの社会へ向けて先陣を切ってください。
いま、私のおなかには新しい生命が宿っています。「安心して生まれておいで」と、言ってあげたいのです。あなたの決断にどれだけの生命がかかっているか、もう一度、どうかもう一度考えてください。あなたにも母がいて、そして周りにはかわいい子どもたちがいるはずです。分かってくださると信じています。
祈りをこめて。

稲田由美子


玄海4号機の再稼働に抗議し直ちに玄海4号と1号機の停止を求める要望書                 

九州電力 真部利応社長
            2011年11月2日     
            脱原発大分ネットワーク
            事務局長 小坂 正則

 私たちはこれまでチェルノブイリ事故以後、25年間にわたって原発の危険性や不経済性を指摘してきました。また、チェルノブイリ級の事故、それを上回る事故が日本でも起こる可能性があると繰り訴えてきました。しかし、国も電力会社もマスコミも私たちの声を聞き入れてくれませんでした。その結果が3.11の福島原発事故です。
人類はスリーマイル、チェルノブイリ、フクシマと3度にも渡る原発過酷事故を繰り返して来ました。このような事故を3度も経験した人類が原発から撤退できなければ、4度目は考えられません。愚かな人類の自殺行為をここで止められなかったら、と思うと私たちはいても立ってもいられないのです。
 私たちは電気のありがたさは十分知っています。九州電力の皆さんが昼夜を問わず、電気を作るために努力してくれていることに対しては感謝もしています。でも、生命との引き替えに電気がほしいとは思いません。原発がなければ停電してしまうのであれば、停電してもいいです。私たちは無駄な電気をできるだけ使わないように節電に努めています。だから全ての原発を1日も早く止めてください。私たちの生命を脅かす放射能をこれ以上地球上にばらまかないでください。原発は事故を起こらなくても毎日放射能を環境中にばらまいています。温排水による漁業への被害は川内原発周辺を見れば一目瞭然です。海岸に打ち上がられた魚の種類や数の多さに地元だけではなく、多くの研究者によって証明されています。また、使用済みの核燃料の処分の方法もないではありませんか。高レベル放射性廃棄物の捨て場もないのに、まだ原発の運転を続けるのですか。
 あなた方は玄海4号機を再稼働させて、次はこれまで止まっている全ての原発を動かしたいのかもしれません。しかし、私たちはあなた方の魂胆を見抜いています。福島を襲ったような地震や津波が九州の原発を襲ったら、福島の二の舞になるのです。だから私たちはそんな地震が来る前に原発を止めてほしいのです。
 私たちの子どもを守る気持ちは、あなた方のお金儲けのために原発を動かしたいという気持ちを上回る強い意志と思いがあります。私たちは私たちの周りのひとびとと一緒に手を取り合って「原発止める」この強い思いを大きな輪につなげていきます。私たちは決してあきらめません。
 私たちのこの思いを分かってください。そして、原発のない安心して暮らせる社会を一緒に創りましょう。かけがえのないこの地球を次の世代の子どもたちへ手渡すために。そのために1日も早く全ての原発をとることをお願いします。
by nonukes | 2011-11-03 04:58 | 脱原発大分ネットワーク | Comments(0)

  小坂正則