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小坂正則の個人ブログ

藤田祐幸講演会は満員でした。次は原発を止める行動だ!

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4月9日の藤田祐幸さんの講演会「いま福島でなにが起きているのか」は140名の参加で満員でした。選挙の前日で、急に決まった講演なので何人来てくれるか大変心配だったのですが、問い合わせが多かったので急きょ大ホールに変更したのですが主催者としては入れない人が出なくてホッとしています。講演会が始まる時間になると会場入り口はずいぶん混雑していました。会場前には「玄海原発を止める100万人署名」と「伊方原発を止める署名」と「山口県上関原発を建設中止を求める署名」などや田中優さんの本など数々のグッズも並べて、こちらも大盛況でした。
藤田さんは連日の講演などで大変お疲れの様でしたが、3時間のロングラン講演をしてもらいました。2時間の講演に1時間の質疑などです。藤田さんは66年前の戦災のがれきの写真を最初に見せて、「これと同じ状況が東北で起こった」といい、福島の事故の状況などを説明してくれた。「放射能被害はこれから拡大する」と。「チェルノブイリ事故ではきめ細かな汚染図を政府が作り、その放射能汚染度に従って避難や立ち入り禁止区域を決めたが、いま政府が行っている避難区域は同心円で汚染の実態に即していない」という。「福島の児童は一般人の年間被曝量の1ミリシーベルトを20ミリシーベルトに引き上げるという。そうしなければ学校の校庭が放射能に汚染されて使えない」ということらしい。「放射能に閾値はない。放射能はわずかでも浴びれば浴びるほど癌などの危険性を増すので、できるだけ浴びない方がいいのだ」など。「韓国では放射能が来る可能性がある6日は小中学校は休校にした」という。それに比べて日本はその情報を一切公表しない。この違いはなんなのだろうか。最後に藤田さんは、私たちの望むものは「昨日と同じような今日があり、今日と同じような明日があることが幸せなのだ」と言った。福島では3.11以後それがないのだと。

会場からさまざまな質問が出た

会場からの質問には十分答えられるように長時間を用意した。東京から避難している母子が、「明日の東京でのデモに参加したいのですが、放射能は大丈夫ですか」とか、「原発事故を防ぐようにするには発電コストがあわないのではないか」という質問に対して、藤田さんは「私はコストの問題は考えていない。放射能事故の恐ろしさを享受するのかどいかということを考えればコストなどは二の次だ」と答えていました。藤田さんは「原子力はエネルギーとしては利用してはならない技術なのだ」という発言に、私も「そうだ」と、つい声を上げていた。

次は原発を止めるための具体的な行動だ

この講演会の後に会場に残って話し合っているいくつかのグループがあった。彼らは何かしたいという思いを持っていて何ができるのかを話し合っていた。私が彼らに「こうすべきだ」などというよりも彼らが考えて行動することが必ず大きな力になるだろうと期待している。大分から原発を止める大きなウエーブが必ず起こるだろう!
Commented by 脱原発 at 2011-04-15 22:59 x
 日本国民が、いくら「脱原発」を「日本政府」(行政)に訴えても、たとえば利権構造が強固に確立していて、訴えは徒労に終わるおそれも?

 思いつきですいませんが、効果が期待できる手段の一つは、「外圧の利用」だと思います。

 今回の福島原発の事故によって、アメリカ、フランス、ロシア、韓国、中国など世界中の国は、
日本の安全神話が、如何にいいかげんで、杜撰で、お粗末なものかが判ったと思います。
(特にアメリカは、直接事故処理を通じて、日本の実情を十分に知ったと思います。)

 また「放射能汚染水の海上投棄」に対しては、多くの国が日本(政府)に対し悪感情を持ったようです。

「日本の原発の安全性」が、直接自国に影響することを多くの国が強く意識したと思います。

 日本が原発を運転すると、安全とはほど遠く、いかに杜撰で「世界に対して危険」であるかを、
各国大使館を通じて国外諸国に訴え、諸外国から「外圧」として、日本が原発を運転しないよう「日本政府」に対し圧力をかけさせるのが、見込みのある手段の一つではないでしょうか。
Commented by nonukes at 2011-04-16 10:25
外圧の必要性は私も同感です。以前、アメリカの圧力で電力自由化の勢いがあったことを思えば外圧も十分必要でしょう。ただ、外圧だけに頼っていたのでは私たちのやるべきことを忘れてしまう可能性があるように思います。やはり、自国の原発を止めるのは自国の住民が責任を持って止めるべきだと思います。
by nonukes | 2011-04-11 12:21 | 脱原発大分ネットワーク | Comments(2)

  小坂正則