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小坂正則の個人ブログ

日本の林業を再生させる方法 その2

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造園業者との連携で伐採された材を燃料や有機肥料に

上の写真は造園業者による伐採されたケヤキを搬入している写真と、下は材を薪にするために玉切りしている写真です。造園業者にとっては伐採した後の木材は単なるゴミで、処分するには1トン1万円から1万5千円の処分費がかかります。(2トントラック一杯で3万円ほどの経費)それに対して、広葉樹の剪定材は私たち薪生産者にとっては喉から手が出るほどにほしい薪生産材です。それなら、不要な者と必要な者を結びつけれるだけで、互いが儲かる仕組みができるはずです。
具体的には様々な問題もあります。細い枝は私たちはほしくはありません。葉っぱなどはなおさらです。しかし、造園業者にとっては太い幹だけ引き取ってくれるというのでは剪定材を選別する手間が増えます。造園業者は全ての不要材を引き取ってもらいたいところでしょう。そこで私たちは細い枝も引き取ることにしました。枝は薪ストーブクラブの会員へ無償に近い価格でおわけする予定です。それよりも細い枝や葉っぱは我が農園の敷き草の代わりに利用することにしました。そうすれば全ての材を引き取ることが可能になります。今後は葉っぱは堆肥化して無農薬ビワや無農薬ミカンの有機肥料に利用する予定です。このような連携は自然エネルギーと有機農業の融合にもなるのです。

こんな贅沢な暮らしをあなたもやってみませんか

ゴミとなる運命だった材を薪ストーブの燃料に使えば、薪ストーブのオレンジ色の炎に心も癒され、無農薬の野菜や果物も作れて、おまけに二酸化炭素の削減にも貢献するのです。こんな身体にも環境にも心にもやさしい、贅沢な生活をあなたもやってみませんか。
by nonukes | 2011-03-04 08:06 | 林業再生 | Comments(0)

  小坂正則

by nonukes